イノベーションを創出するプラットフォーム

技術の進化を起点にイノベーションを起こし、事業を通じて社会的課題を解決する

オムロンの技術開発では、革新技術をベースに近未来をデザインし、その実現に必要な戦略を明確に描き、実行することで、新たな”ソーシャルニーズの創造”に取り組んでいます。

イノベーション創出の起点となる「近未来デザイン」とは、社会的課題や技術革新、科学進化から、バックキャスト型で世の中の変化の兆しをいち早く捉え、誰も気づいていない超具体的な未来像を描いたものです。そして、その未来像を実現するために必要な事業アーキテクチャを構築し、「技術戦略」、「知財戦略」、「ビジネスモデル」を明確に策定することで、アプリケーション・商品・技術として、今、何を開発すべきかをデザインしていきます。

世に先駆けて新たな価値を創造するアプローチ
世に先駆けて新たな価値を創造するアプローチ

このソーシャルニーズを創造するプロセスを組織知化し、新たな価値を創出する力を全社で強化していくのが、全社イノベーションプラットフォームとして設立した「イノベーション推進本部(以下IXI)」です。バックキャスト型のイノベーション創出に必要な、「近未来デザイン」、「戦略策定」、「事業検証」の機能を備えており、それらを一気通貫で実行できます。

近未来デザインから戦略策定・事業検証まで一気通貫で実行するイノベーションプラットフォーム
近未来デザインから戦略策定・事業検証まで一気通貫で実行するイノベーションプラットフォーム

イノベーションプラットフォームには社内外から課題が持ち込まれ、課題と共に人財も参画し、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、ソーシャルニーズの創造をおこなっていきます。 そして、このプラットフォームを効果的に機能させるために、以下の専門組織を有しています。

科学進化の視点から革新技術を捉え「近未来デザイン」を描くのがオムロン サイニックエックス株式会社です。AI、IoT、ロボティクスなど最先端技術のトップ人財を広く外部から登用し、その人脈もフル活用しながら社内だけでなく社外の研究機関などと、徹底したオープンイノベーションを行い、既存事業に捉われない「近未来デザイン」を設計しています。

また、社会の視点からはオムロングループ内の人文科学系シンクタンクとして1990年に設立した株式会社ヒューマンルネッサンス研究所が担います。オムロンの未来シナリオ「SINIC理論」に基づき、工業社会の先にある社会を見通し、世界の人文社会学的視点から、新たなソーシャルニーズの創造を目指して、社会と技術の未来を探索しています。

「近未来デザイン」における、技術戦略、知財戦略については、オムロングループのコーポレートR&Dである技術・知財本部が策定の役割を担っています。オムロンのコア技術「Sensing & Control +Think」をベースに、革新技術により社会的課題を解決することで、人の可能性を広げ、人がもっと活躍できる未来を創ることを目指しています。

「近未来デザイン」から「事業検証」のプロセスを実行していくときには、世界中のベンチャーをリサーチし投資の判断を行っているオムロン ベンチャーズ株式会社(OVC)の知見を活かしています。OVCでは多様化する社会的課題の解決のために、独創的な技術やアイデアを持つ世界中の起業家と連携を深めることで、イノベーションの加速と既存の枠を超えたさまざまな事業の可能性を検討しています。