ファクトリーオートメーション(FA)

中期経営計画VG2.0では、4つの注力ドメインを設定しています。その一つ、ファクトリーオートメーションは、世界中の人々の豊かな生活を支える自動車や家電製品をはじめとする、モノづくりに関わる領域です。その主体となるのが制御機器事業(IAB)です。オムロンは、業界最多の豊富な商品ラインナップをもとにした技術とソリューションで、世界中のモノづくりの革新を担ってきました。今後も、自動車、デジタル、食品・日用品、社会インフラの注力4業界を中心に独自の戦略コンセプトi-Automation!を掲げ、世界中のお客様のモノづくり現場にイノベーションを起こし、ファクトリーオートメーション領域における社会的課題の解決に挑戦しています。

社会的課題とオムロンの取り組み

製造現場の課題を解決するリアルなモノづくり革新

少子高齢化による労働人口の減少や新興国での人件費高騰、さらには熟練技術者の不足が深刻化する一方、製造現場では製品の加工や組み立てがますます高度で複雑になり、高品質なモノづくりを維持向上し続けることが社会的課題になっています。こうしたなか、AIやIoT、ロボティクス等の技術⾰新を製造現場に導入しモノづくりを革新することへの期待が、これまで以上に高まっています。
オムロンは、長年にわたり製造現場のオートメーション化を支えてきた幅広い制御機器のラインナップに技術革新を掛け合わせたi-Automation!の実現で製造現場の課題を解決する“リアル”なモノづくり革新に日々お客様と共に取り組んでいます。

2020年度サステナビリティ目標と2017年度の進捗

2017年度の進捗 ドメインにおける売上進捗 制御機器事業(IAB)3,961億円/サステナビリティ目標の進捗 製造業のお客様との共創を通じたintegrated(制御進化)、intelligent(知能化)、interactive(ヒトと機械の新しい協調)の進化(例:現場データ活用サービス「i-BELT」のスタート) => 2020年度の目標 ドメインにおける売上高目標 制御機器事業(IAB)4,800億円/サステナビリティ目標 注力4業界におけるi-Automation!を実現する新商品の創出〜モノづくり革新の制御技術創出〜該当するSDGs項目 産業と技術革新の基盤を作ろう

近未来を見据えて

お客様と革新を起こす“共創”型ビジネスモデル「i-BELT」をスタート

技術人財が世界的に不足し生産性や品質を維持向上していくことが困難となりつつある中、熟練技能者が持つ匠の技をAIやIoT、ロボティクスなどで継承する新たな自動化ニーズが高まっています。しかし、多くのお客様が自らの製造現場の課題に即した現実的な手立てを見出せず、IoT導入などデータに基づく具体的な生産性の向上や高度化への取り組みは、未だ進んでいないのが実態です。
そこでオムロンは、お客様や自社の製造現場で培ったデータ活用のノウハウや技術を元に、誰もが簡単にIoTを活用し、新たなモノづくりに取り組めるサービスとしてi-BELTを2017年度より立ち上げ、自らのビジネスモデルのイノベーションに挑戦しています。
i-BELTとは、①データの収集・蓄積、②データの見える化・分析、③機器の制御を行う3つのサービスで成り立つ、オムロン独自の現場データ活用サービスです。業界初のAIコントローラーを軸に20万種に及ぶ制御機器のデータを簡単に収集・蓄積し、見える化・分析した結果を機器の制御にフィードバックすることで、お客様の現場を共に進化させ続けます。また、i-BELTではモノづくり現場を支える他の機器メーカーともパートナーシップを締結しています。さらには、企業や産業の枠を超えてファクトリーオートメーションとITの協調を目指す「エッジクロスコンソーシアム」を他社と共に運営し、お客様にとって、最も導入効果の高い現実的なデータ活用環境の構築に取り組んでいます。

社会的価値

社会の生産性向上による経済発展に貢献(1)世界的な労働力や人財不足への対応(2)高度化・多様化するモノづくりへの対応(3)消費者や製造現場への安全・安心の提供 => 世界中の人々を豊かにする

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