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2017年 オムロン インターンシップレポート

草津事業所でのインターンシップ生(2)

実習部門
(商)技開
実習テーマ
AI技術のFA生産現場への適応
インターンシップ生専攻
生命体光学研究科 人間知能システム工学専攻

インターンシップの感想・学びを教えてください。

今までは、講義を通してでしかPythonや機械学習を学んでいなく、実際に目的をもってPythonを使った機械学習を行うことで、今まで学んだことがあまり身についていなかったことや、知らなかったことを学ぶことができました。機械学習については、目的によって多くの手法を使い分けることが必要であり、これから多くの手法について学んで、実際にプログラム言語を用いてプログラムをつくり、身につけたいと思いました。講義で学ぶプログラミングでは、機械学習をする際に、分類やモデルの作成などは必ずうまくいくようなデータしか扱ったことがありませんでした。実際の機械のデータを用いて、実用性のある学習をするということが初めてで、最初は簡単にうまくいくと思っていたものがうまくいかず、原因や解決策を考えてもう一度挑戦してうまくいかずの繰り返しでした。そういった試行錯誤して、改善されていくことの楽しさを学ぶことができました。学校で行っている研究と大きく違ったことは、時間のメリハリがついていることです。決められた時間内に集中して業務を行うということの効率のよさも学ぶことができました。また大学で機械工学と情報工学を学んでいますが、今回のインターンシップでは、AIの搭載ということで情報工学の知識を使うことが多く、機械工学を使うことはほとんどありませんでした。会社で業務を行う上では、多くの分野について知っていることも大事ではあるが、ひとつの分野について深く学ぶことが大事だと思いました。

実習生(左)と実習指導者

オムロンについて感じたことを教えてください。

毎朝、社憲「我々の働きで、我々の生活を向上し、よりよい社会をつくりましょう」をみんなで唱えるという日課がありました。
実際に口に出して唱えることで、業務をすることのモチベーションアップや、やりたいことを再認識させてくれるきっかけになりました。