イベント情報

2017年 オムロン インターンシップレポート

京阪奈イノベーションセンタでのインターンシップ生(3)

実習部門
(組込)WE
実習テーマ
高信頼無線通信のアンテナ及び制御方式の開発
インターンシップ生専攻
自然科学研究科 電気情報工学専攻

インターンシップの感想・学びを教えてください。

オムロンといえばヘルスケアやシステム制御、センサ等の印象が強く、無線の部門がどのような仕事を行っているのかは知る機会はありませんでした。しかし実際の仕事の一部を行うことで、仕事の内容や流れ、職場の雰囲気を学ぶことができたと思います。また事前に、最終的な目標は何か、どのような目的で行うか、どれくらいの期間で行うか等を明確にした上で仕事を行うことで、自分の中で内容の整理ができるため効率的に作業できると感じ、仕事の内容を理解することの大切さを学ぶことができました。インターンシップでは現在開発しているワイヤレスセンサシステムの性能評価を主に行いました。普段研究では主にデータ解析やシミュレーションを行っているため、実験の経験はあまりなく心配していたのですが、指導者の方と共に教えていただきながら実験・評価を行えたのでうまく進めることができたと思います。また実験を行う中で、限られた時間の中で実験を行う上では事前の準備と計画が大切であることを学ぶことができました。さらに性能評価を行う上では製品を使う顧客が必要とする性能や使用される顧客現場を把握し、その性能を評価できるような評価指標を設定する必要があることを学びました。顧客としては性能が分からない製品や動作するか分からないものを導入はしてくれないのでこのような性能評価は大切な仕事であると感じ、その性能を評価するのにも実験やシミュレーションによる結果が多く必要であることを体験させていただきました。

実習生(右)と実習指導者

オムロンについて感じたことを教えてください。

社内では部活動の活動があったり、おもろまつりやオムロック、CEATECの参加等のイベントごとも多くあり、仕事だけではなくその他行事にも力を入れて取り組んでいる印象を受けました。