機能アップにより太陽光発電システムの総発電量向上をサポート 屋外単相パワーコンディショナ「KPM2シリーズ」の発売について | オムロン
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機能アップにより太陽光発電システムの総発電量向上をサポート
屋外単相パワーコンディショナ「KPM2シリーズ」の発売について

  • 2016年10月13日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:山田 義仁、以下オムロン)は、現行の屋外設置型単相パワーコンディショナ(以下パワコン)KPMシリーズを機能アップします。市場でのニーズが高まっている「過積載」への対応など設計自由度の向上や、施工性・耐環境性の向上を実現し、新しくKPM2シリーズとして12月より発売開始します。

商品名 形式 発売時期(予定)※1 販売目標(3年間累計)
パワーコンディショナ KP44M2-J4 2016年12月 300,000台
パワーコンディショナ KP55M2-J4 2016年12月
パワーコンディショナ KP44M2-SJ4 2016年12月
パワーコンディショナ KP55M2-SJ4 2016年12月

(価格はすべてオープン価格)

製品の外観

KPM2シリーズ

近年、国内のエネルギー関連市場は多様な変化を見せており、2012年夏に始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度(以下買取制度)をはじめとし、昨年1月に施行された省令改正における出力制御(※2)や、本年4月よりスタートした電力小売全面自由化など、エネルギー需要と供給のバランスを保ち、効率よく使用するためのニーズはますます広がりをみせるものと思われます。また昨今では、住宅用太陽光発電はグリッドパリティ(※3)に到達したといわれていますが、今後、公共・産業用太陽光発電システムも同様の状況になると想定されます。その場合、自らが使用する電力をより安価に自らで作る「自家消費」への移行が進むと思われ、太陽光市場は今後も一定の市場が形成されるものと想定しています。

当社は20年来、住宅・産業向けの太陽光発電用パワコンをご提供してまいりました。この度発売するKPM2シリーズは、2012年11月に発売しご好評を得ている屋外設置型単相パワーコンディショナKPMシリーズを機能アップし、設計自由度と耐環境性、施工性の向上を実現しました。これまで買取制度により市場形成された発電容量50kW未満(低圧)の太陽光発電システムや戸建て住宅などに向け、従来通り標準タイプと重塩害タイプをラインナップ。幅広い利用シーンでの活用が可能となります。

また本製品では太陽光パネルからの入力電圧・電流の拡大を実現することで、特に50kW未満(低圧)の太陽光発電システムにおいてニーズの高まっている「過積載」に対応します。パワコンの容量以上の太陽光パネルを設置することで、朝夕などの少ない日射量でもより多くの発電量を確保することが可能となり、売電価格アップに貢献します。2012年度にスタートした買取制度においては、年々買取価格の見直しがされていますが、その環境下でも十分導入が可能となります。

主な特長

  1. 業界最大! 入力電流の拡大により高電流モジュールに対応
    本年改正された買取制度(通称FIT法)においては、電力会社との接続契約の期日設定などとともに、太陽光パネルなどの設備変更も可能となりました。これにより、同サイズでより高効率タイプへの置き換えが進むものと想定されます。本製品では業界で初めて1回路あたり11Aの高電流入力を実現し、従来機種(9.5A)に比べより高電流のパネルにも対応が可能となりました。

  2. スーパー過積載で従来以上の発電量の確保をサポート
    太陽光パネルからの入力電流の拡大とともに、入力電圧も450Vまでの対応を実現。
    昨今ニーズの高まっている「過積載」(パワコンの容量以上の太陽光パネルを設置すること)に対応が可能です。
    入力電圧・電流の拡大により、従来機種に比べ、さらに多くの太陽光パネルを設置することができ、朝夕や曇天などの少ない日射量でも従来以上の発電量を確保、売電価格アップに貢献します。

    1日の発電量グラフイメージ

  3. 施工性・耐環境性の向上
    本製品では製品裏面の隠ぺい配線部分に隠ぺい配線口カバーを追加し、防水性能を強化しました。 また、新たに製品下部に配線用のPF管用口を設けることで、主に50kW未満(低圧)の太陽光発電システムにおいて従来機種(KPMシリーズ)で必要であったパテ埋めの工数削減を実現します。

    隠ぺい配線口カバーを追加

その他の特長

  • 省令改正における出力制御に対応(※2)
  • 重塩害タイプは防塵・防水規格IP65(※4) で、海岸線から500m以内又は潮風が直接当たる場所(※5)にも設置が可能。

主な仕様変更点

項目 KPM2 KPM(従来品)
形式 KP□M2 KP□M
運転可能入力電圧の最大値 DC450V DC400V
許容最大短絡電流 全44A、1回路11A 全38A、1回路9.5A
電力変換効率 5.5kW 94.5% / 320V 94.5% / 250V
4.4kW 95% / 320V 95% / 250V

※仕様・製品デザインなどについては現時点での予定のため、予告なく変更する場合があります。

※1
現時点での予定です。具体的な発売日・出荷日などについては購入窓口までお問合せください。
※2
省令改正:経済産業省にて2015年1月26日に施行された再生可能エネルギー特別措置法施行規則の一部を改正する省令と関連告示。省令改正に関する当社の取組みについての最新情報は以下HPに掲載しています。
https://www.omron.co.jp/energy-innovation/support/for_rules_outputcontrol/
※3
再生可能エネルギーによる発電コストが、系統からの電力料金と同等、もしくはそれ以下になる状態を指す。
※4
日本工業規格(JIS)で規定された電気機械器具の防塵や防水の程度についての等級。
IP65は「粉塵が中に入らない(耐塵形)」「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」ことを満たすもの。
※5
海水の波しぶきが直接当たる場所以外。ただし、台風などの強風により一時的に海水が飛来する場所については設置可能

本製品の詳細に関しては、次の担当者までお問合せください

オムロン株式会社 環境事業本部 グローバルマーケティング部
担当:井上 健一  TEL:075-344-8160

当社は、低圧~高圧までをサポートする太陽光発電用パワーコンディショナのラインナップと蓄電池をはじめとするエネルギー関連製品を品揃えし、関連会社のオムロンフィールドエンジニアリングの140拠点のアフターサービス網と連携しながら、住宅用及び公共・産業用のエネルギー関連市場の普及に大きく貢献するとともに、エネルギーの変換技術と制御技術を用いて「ムダなく創る・上手に貯める・かしこく使う」をサポートし、お客様のエネルギー効率の最大化に貢献してまいります。

オムロン株式会社について

オムロン株式会社は、独自のセンシング&コントロール技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約38,000名の社員を擁し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。
詳細については、 https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。

報道関係からのお問合せ先
オムロン株式会社
環境事業本部 グローバルマーケティング部 鈴木純子
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
TEL: 075-344-8160

ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。