ACサーボシステム「1Sシリーズ」発売 -生産設備の性能と立ち上げ効率を革新- | オムロン
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ACサーボシステム「1Sシリーズ」発売 -生産設備の性能と立ち上げ効率を革新-

  • 2016年6月28日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長CEO: 山田義仁)は、Sysmacオートメーションプラットフォーム*1(以下、「Sysmac」)のラインナップ拡充として、ACサーボシステム1SシリーズEtherCAT通信内蔵タイプ ミドルレンジ サーボドライバー「R88D-1SN□-ECT」16形式 、サーボモーター 「R88M-1□」184形式(以下、1Sシリーズ)を2016年7月1日よりグローバルで一斉発売します。

ACサーボシステム1SシリーズEtherCAT通信内蔵タイプ

オムロンは、「Sysmac」が有するソフトウェアで各種のアプリケーション機能を作り出し、様々な制御機器を組み合わせることで、生産現場においてこれまで不可能であった高度な摺合せ制御を簡単に実現する革新的なモノづくり環境の提供に取り組んでいます。今回発売する「1Sシリーズ」は、マシンオートメーションコントローラ「形NX/NJシリーズ」とオープンネットワーク「EtherCAT」を介して接続することで、搭載する設備の性能を向上すると共に、オートメーションソフトウェア「Sysmac Studio」によって設計から立ち上げまでを容易にする、革新的なソリューションを提供していきます。

近年、自動車やデジタル機器などの生産現場では、生産ラインのグローバルでの同時立ち上げや製品の高品質化に対するニーズの拡大を背景に、高速かつ高精度な生産設備の迅速な立ち上げが求められています。また、生産拠点のグローバル化や作業者の多様化に伴い、生産設備に対する安全対策の重要性が高まっています。こうした中、設備メーカー各社では、顧客企業ごとのアプリケーション要求に応じるため、設備の性能を左右する重要部品であるサーボシステムを煩雑な安全対策の設計や配線作業を経て、設備に搭載しています。

オムロンは「1Sシリーズ」を発売し、「形NX/NJシリーズ」や「Sysmac Studio」との組み合わせにより、高速高精度な摺合せ制御の実現と設計から立ち上げまでをひとつのソフトウェア上で実現する独自のモノづくり環境を提供し、設備性能の向上と立ち上げの効率化を支援します。

主な特長

サーボシステムの立ち上げ時間の短縮
  • ACサーボシステム「1Sシリーズ」は、オートメーションソフトウェア 「Sysmac Studio」を用いることで、サーボの選定から調整までの時間を当社従来機種比で50%削減します。
高速高精度制御の実現
  • 「形NX701」とACサーボシステム「1Sシリーズ」の組み合わせにより、当社従来機種比1/2となるEtherCAT通信周期125usを実現。業界最高水準の高速制御を可能にします。
  • 従来機種比8倍となる高分解能23ビットエンコーダを採用し、超高精度な設備の開発に貢献します。
安全システム設計の簡易化
  • オープンネットワーク「EtherCAT」でセーフティコントロールユニット「形NXシリーズ」と「1Sシリーズ」を接続させる国内初*2のFSoE(FailSafe over EtherCAT)を採用。サーボの軸数毎の非常停止の配線が不要となり、安全システムを簡単に構築することが可能となりました。
制御盤内における効率化
  • サーボドライバーの高さを共通化すると共に配線を効率的に引き回せるよう、端子台を配置したことで工数を削減します。
  • バッテリーレスABSエンコーダの標準搭載により、バッテリーの取付けを不要にし、迅速なサーボシスムの設置を可能にします。

オムロンは、生産現場における“制御進化” (integrated)、“知能化”(intelligent)、 “人と機械の新たな協調”(interactive)のオートメーションで、モノづくり革新に取り組んでいます。今後も、「Sysmac」のラインナップを拡充し、世界屈指のILOR+S(インプット、ロジック、アウトプット、ロボット+セーフティ)を進化させ、様々な生産現場における課題解決に製造業各社と共に取り組んでまいります。

  • *1. Sysmacオートメーションプラットフォーム
    モノづくり現場におけるオートメーションの構築に必要なさまざまな制御要素を一つにつないで制御し、一つのソフトウェアで管理する、オートメーション機器の最新プラットフォームです。世界標準のプログラミング言語体系に準拠し、グローバルオープンなネットワークを採用、グローバルで標準化したシステムの構築を可能にしています。また、機械や装置内の制御ネットワークに接続された機器と、生産現場の情報通信ネットワークをシームレスに接続。ネットワークに接続した機器をオートメーションソフトウェア「Sysmac Studio」で一元的に操作し、開発生産性の高いプログラミング環境を実現します。
  • *2. 2016年6月28日現在。当社調べ。

主な仕様

1Sシリーズ サーボドライバー EtherCAT通信内蔵タイプ
1Sシリーズ サーボドライバー EtherCAT通信内蔵タイプ
AC100V 適用モーター容量/推力 100~400W
AC200V 適用モーター容量/推力 100~3kW
AC400V 適用モーター容量/推力 600~3kW
適用モーター 1Sシリーズモーター
制御モード 位置制御、速度制御、トルク制御
認証セーフティ規格 ISO13849-1 (PL-e/PL-d)
EN61508 (SIL3/SIL2)
EN62061 (SIL3/SIL2)
IEC61800-5-2 (STO)
1Sシリーズ サーボモーター
1Sシリーズ サーボモーター
定格回転数 3,000r/min 2,000r/min 1,000r/min
最大回転数 5000~6000r/min 3000r/min 2000r/min
定格トルク 0.318~9.55N・m 4.77~14.3N・m 8.59~28.7N・m
容量 100W~3kW 400W~3kW 900W~3kW
適用ドライバー 1Sシリーズ サーボドライバー
エンコーダ分解能 アブソリュート:23bit アブソリュート:23bit アブソリュート:23bit
保護構造 IP67 IP67 IP67

※定格回転数:3,000rpm / 容量:1kW~3kWのモーターは近日発売。

  • Sysmacは、オムロン株式会社製FA機器製品の日本及びその他の国における商標または登録商標です。
  • EtherCAT®は、ドイツBeckhoff Automation GmbH によりライセンスされた特許取得済み技術であり登録商標です。
  • Safety over EtherCAT®は、ドイツBeckhoff Automation GmbHによりライセンスされた特許取得済み技術であり登録商標です。
  • その他、記載されている会社名と製品名などにつきましては、各社の登録商標または商標です。
≪関連ページ≫

詳しくは、ACサーボシステム 1Sシリーズをご覧ください。
動画やモータ選定ツールなどのご紹介もしています。


オムロン株式会社について

オムロン株式会社は、独自のセンシング&コントロール技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約38,000名の社員を擁し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。

報道関係からのお問い合わせ先
オムロン株式会社
コーポレートコミュニケーション部
TEL: 075-344-7175
事業に関するお問い合わせ先/一般のお客様からのお問い合わせ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
商品事業本部 ドライブ事業部
TEL: 075-344-7233