"Sysmac® オートメーションプラットフォーム <sup>*1</sup> 機械タクト<sup>*2</sup>の視点で進化した 業界最速<sup>*3</sup>のコンパクト画像処理システム FHシリーズを発売 | オムロン
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"Sysmac オートメーションプラットフォーム *1 機械タクト*2の視点で進化した
業界最速*3のコンパクト画像処理システム FHシリーズを発売

  • 2013年5月27日
  • オムロン株式会社

コンパクト画像処理システム 形FHシリーズ

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:山田義仁)は、下記の新商品を2013年6月3日から発売いたします。

本商品は、従来の画像センサにおける計測アルゴリズム、通信方式、ハードプラットフォームすべてを刷新し、センシングの全工程を高速化する新たな画像処理システムです。その進化は「センシングのみの高速化」にとどまらず、製造機械の高速・高精度化に直接的に貢献し、まったく新しい機械制御の実現が可能となります。

製造機械は、センサ、プログラマブルコントローラ(PLC)、サーボモータなど、複数の機器が連動して動作しています。画像センサはその中で位置の計測や検査を行っており、その結果を元に機械の動きが制御されます。したがって機械全体が高速に動く、高精度に動くためには、画像センサもより高速・高精度に動くことが求められます。
そこで今回発売する画像処理システムFHシリーズでは、機械タクトの視点で高速・高精度化を捉えなおし、画像処理性能に加え、大容量の画像データの入力や転送、データ出力も高速化するなど大きく進化させています。具体的には以下の機能を新たに搭載しており、機械タクトの短縮に貢献します。

  • PLCからの実行命令に高速に対応できる高速画像入力、高速画像計測
  • 複数カメラの大容量画像を高速転送できるリアルタイム画像転送バス
  • 4コアCPUによる計測の分散・並列高速処理
  • 計測結果を高速に制御機器へ出力できるEtherCAT通信
  • ピントずれやワークの回転があっても機械の動きを止めない安定性の高いサーチ
  • 高精度な計測結果を機械の高精度な動作に導くことができるキャリブレーション機能

さらに、カメラ・通信インタフェースや画像処理アルゴリズムなどすべてをビルトインした筐体型の画像処理システムながら、PCベース画像処理相当の柔軟性を兼ね備えており、機械設計で頻繁に行われる流用設計や設計変更時の効率向上に貢献します。

2013年6月12~14日の3日間、パシフィコ横浜で開催される「画像センシング展2013」において本商品を展示します。また、同展示会場内では、「機械を止めない位置決めを可能とする高速高精度な位置検出アルゴリズム」と題したセミナーを開催します。
http://www.fa.omron.co.jp/seminar/event/iss2013/

  • *1. Sysmacオートメーションプラットフォーム
    "One Connection" により、マシンオートメーションコントローラを核に、入力機器から出力機器をシームレスにつなぎ、機械全体の制御をひとつのコントローラで実現するもの。また、IEC 61131-3に準拠し、 "One Software" によりプログラミング機能、モーション動作設計機能、ネットワーク設定機能など接続機器をひとつのソフトウェアで対応することによりユーザに生産性革新を提供するもの。
  • *2. 製造機械が、1つの製品を加工する作業に要する時間
  • *3. 2013年5月 当社調べ

主な特長

  1. 機械を高速に動かす
    品質の高まりとともにカメラの高解像度化がますます進んでいます。大容量画像の処理スピードが機械での使用スピードにマッチするよう、画像入力時間と画像転送時間を大幅に高速化しました。カメラの台数が増えても、高解像度でも、高速な画像入力で機械のタクトアップに貢献します。

    1/7に高速化

    また、複数の計測処理が重なっても最大4つまで待ち時間なしで並列処理できる4コアCPUを搭載。当社従来比1/4の高速タクトで処理を実行できます。
    加えて、超高速通信EtherCAT通信機能を搭載し、計測結果をコントローラやサーボドライバなどに高速に伝達できるため、センシングと機械の動きをリアルタイムに連動させることが可能です。

  2. 機械を高精度に動かす
    機械を高精度に動かすためには、まず計測情報を安定して取得することが必要です。しかし、ピンボケ、外乱光による光沢・欠けやマークの重なりなどといった撮影時の悪条件で目的の位置を正しく計測できず、機械の動きずれの原因になったり、目的の位置を見つけるまでにリトライを繰り返し機械の動きに遅延やばらつきが発生するといった課題がありました。FHシリーズには、当社保有技術「OKAO Vision」に代表されるテンプレートを高速にサーチ・マッチングする技術を応用した新サーチアルゴリズム「形状サーチⅢ」を搭載しています。ピンボケや光沢欠け、重なりはもちろん、回転、照明劣化による低コントラストなどの影響を受けずに、安定したサーチを当社従来比最大9倍の速度で処理できます。

    安定したサーチを当社従来比最大9倍の速度で処理

    さらに、高精度な計測結果をそのまま制御に伝達するために、高精度ステージの主要機種に対応した専用フォーマットでの出力、ノーマルレンズでも高精度な位置決めが可能な画像マスタキャリブレーション機能を搭載しています。

  3. 機械に簡単に搭載できる
    Microsoft® .NETコントロールのカスタムコントロールを提供しており、機械のHMIとして使用されるパソコンの表示にFHシリーズの計測画像表示を簡単に組み込むことができます。

    Microsoft® .NETコントロールのカスタムコントロールを提供

    また機械への組み込みの際に多い「自社オリジナルの運転画面を作成したい」という要望に応えるため、FHシリーズの運転画面をベースにプログラムレスでカスタマイズできる機能を搭載しています。カスタマイズしたレイアウトは最大8パターンまで保存可能です。さらに、パソコンのログインと同様のアカウント機能により、設計者とオペレータの操作画面を完全に分離し誤操作を防止できます。

アプリケーション事例:コンティニュアスアライメント

アライメント(位置決め)装置において、モーションの起動・停止時間の排除を実現するコンティニュアスアライメントの事例。FHシリーズとモーション機器を超高速通信EtherCATでつなぎ、モーション軸を動かしながら計測することで、高精度な位置決めが可能。

コンティニュアスアライメント事例

主な仕様

画像処理システム FHシリーズ
コントローラ
  形FH-3050-10 形FH-3050 形FH-1050-10 形FH-1050
CPU 高速コントローラ 標準コントローラ
カメラ接続台数 4台 2台 4台 2台
通信インタフェース EtherCAT®,、Ethernet/IP™、パラレル入出力、エンコード入力、RS-232C
価格 オープン価格
高速カメラ
  形FH-SC/-SM 形FH-SC02/-SM02 形FH-SC04/-SM04
画素数 30万画素 200万画素 400万画素
取り込み時間 3.3ms 4.6ms 8.5ms
価格 オープン価格

当社の画像センサFZ4シリーズのカメラも接続できます。

お客様からの詳細お問い合わせ先

オムロン株式会社 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
オートメーションシステム統轄事業部
アプリセンサ事業部 担当:和泉
TEL: 075-344-7068

  • Sysmacは、オムロン株式会社製FA機器製品の日本及びその他の国における商標または登録商標です。
  • 「OKAO Vision」、「OKAO」の名称、ロゴは、日本および各国におけるオムロン株式会社の登録商標または商標です。
  • EtherCAT® は、ドイツのベッコフオートメーション株式会社がライセンスを供与した登録商標であり、特許取得済みの技術です。
  • Microsoft® .NET は、お客様、情報、システムおよびデバイスを繋ぐソフトウェアです。
  • EtherNet/IP® は、ODVAの商標です。
  • その他、記載されている会社名と製品名などにつきましては、各社の登録商標または商標です。
  • Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を掲載しています。
報道関係のお問合せ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
広報担当 中嶋
TEL: 03-6718-3581