空調システムのエネルギー効率最大化に貢献する MEMS2軸フローセンサを発売開始 | オムロン
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空調システムのエネルギー効率最大化に貢献する
MEMS2軸フローセンサを発売開始

  • 2012年12月5日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:山田義仁)は、高精度に風速・風向を計測し、空調効率を最適化することで、空調システムの電力消費の低減に貢献できる「MEMS2軸フローセンサ」を開発、2012年12月10日より出荷を開始します。

  • 形D6F-D MEMS2軸フローセンサ

近年、省エネルギーの観点から、さまざまなエネルギー消費量の見える化への取り組みがなされています。クリーンルームやデータセンターでは電力消費全体のうち空調が30~40%を占めており、空調の品質を確保しながら必要最低限の消費電力で運転を行うことが望まれています。
しかし、現状は環境状況の把握が不充分であり、電力消費を考慮した空調の最適化が困難となっていました。
今回開発した2軸フローセンサを利用することで、風速・風向状況の把握を可能としました。データセンターでの使用では、サーバラック近傍に本センサを配置することで空調の状況把握を行うことができ、空調効率の最適化が可能となります。また、クリーンルーム/クリーンブースでの使用では、空調の気流が斜めになることによりパーティクルが局所的に滞留する問題があります。空調の清浄度に大きく影響を与える風向・風速の把握により、クリーン環境の品質改善が可能となります。
当社は、こうした環境状態の把握、空調効率の最適化を行うことで、空調システムのエネルギー効率の最大化に貢献していきます。

特長

  • 高精度な風向き計測
    2軸フローセンサは風速だけでなく風の流入角度も算出することができ、風向きを検出可能。風向きを検出することにより、無駄な方向に風が吹いていないか常に監視することができ、空調効率の最適化に貢献。
  • 耐ダスト構造により、設置場所を選びません
    流体解析技術を用いたオムロン独自の立体流路構造により、ダストを分離してセンサチップへの影響を低減することで高信頼性を実現。
  • 小型パッケージにより、自由な設置が可能
    パッケージサイズは、φ60mm 高さ34.7mmと既存の風速・風向計と比べて小型であり、自由な設置が可能となりました。
  • 32台まで連動可能
    2軸フローセンサは32台まで同時接続してデータを取得することが可能。この機能を用いることで、複数設置により部屋全体の風の流れを「見える化」することができ、風の循環が出来ておらず空調効率が悪い箇所などを見つけることができます。
  • 3次元計測
    2軸フローセンサを2台使用し90度向きを変えて計測することで、3次元での計測が可能。2軸フローセンサを2台設置でき、3次元計測可能なツールをオプションとして準備しています。

仕様・性能

動作電圧 4.5~5.5V
通信インターフェイス 2線式RS-485
通信方式 Modbus-RTU
出力データ種類 瞬間値、移動平均値、最大値、最小値
風速検出範囲 各軸±1.0m/s
風速精度 ±3%FS
風向検出範囲 0~360°
風向精度 ±15°(0.3 m/s時)

価格

オープン価格

販売目標

2015年 5億円

担当工場

オムロン株式会社 野洲事業所

センサ外観

形D6F-D MEMS2軸フローセンサ

詳細お問合せ先
オムロン株式会社
マイクロデバイス事業推進本部
マイクロデバイス事業部
営業推進部商品企画課
福本 昌滋
〒520-2362 滋賀県野洲市市三宅686-1
TEL: 077-588-9200
e-mail: masashige_fukumoto@omron.co.jp