製造現場の省エネ活動を革新する 簡易電力ロガーを発売 | オムロン
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製造現場の省エネ活動を革新する 簡易電力ロガーを発売

  • 2011年7月28日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社は、下記の新商品を8月1日から発売します。  <イメージ写真>

簡易電力ロガー 「ZN-CT□ シリーズ」
  • 形ZN-CTX21 (ロガー部)
  • 形ZN-CTS11-□□ (センサ(専用CT)部)

本商品は製造現場の電力量を簡単にチェックできる簡易電力ロガーです。

近年、生産工場における省エネ化の取り組みは、地球環境問題への意識の高まりや、平成22年度に施行された省エネ法改正等により徐々に加速しています。また、今年3月に発生した東日本大震災の影響により日本の電力事情は大きく変わり、深刻な電力不足が予想される中、企業はさらなる電力量の削減が急務となっています。

こうした状況の中、これまで行われてきた工場全体の電力量管理から作業フロアの分電盤や装置毎に電力を計測するニーズが広がりを見せています。総消費電力量に対して各現場や装置の電力量がどの程度影響しているか、あるいは時間毎に電力量がどのように変化しているかを知ることにより、より効率的で削減効果の高い省エネ活動が可能になるからです。

しかし、一般的な電力測定器は電圧配線が必要で、設置や移設のたびに装置やラインを止めなければならず、稼働率向上が優先される生産ラインでは導入の障壁となっていました。また、計測した電力量を記録するためにパソコンが必要となる場合も多く、パソコンを持ち込めない生産ラインで問題となっていました。

当社はこれまで分電盤やパネルに組み込むタイプの高機能電力モニタ(形KM)をリリースし、常時電力を計測するニーズに応えてまいりました。
今回発売する 形ZN-CT□ は、常時計測する前段階での一時的な電力量の確認や、常時電力計測している場所をより詳細に確認したいといった、簡単かつ手軽にすぐ電力量を把握したいという現場のニーズに応える画期的な簡易電力ロガーです。

電圧配線が不要で、センサ(専用CT)部を電源線にクランプ(取り付け)するだけで、秒単位から日単位まで用途に合わせた電力量の確認が装置やラインを止めることなく簡単に行えます。また、電池駆動が可能なため電源配線も不要。厚さも業界最薄レベルの25mmを実現しているため、分電盤の内側など場所を選ばずに簡単に設置できます。
さらに、この薄さに表示器を搭載しており、本体のみで電力量(換算値)が確認でき、パソコンレスで本体内部のSDカードに電力量データを記録して持ち出す事が可能です。電力量データは大きい順に自動的に並べ替えて表示されるため、省エネ活動の優先順位付けに活用できます。

主な特長

  1. 装置を止めずに簡単設置
    通常の電力計測は、電流と電圧の乗算で計測を行います。電圧計測においては分電盤のブレーカなどに直接配線する必要があり、取り付け、取り外しのたびに装置やラインを止めるため、安定した生産に支障をきたすことがありました。簡易電力ロガー形ZN-CTは電圧配線することなくセンサ(専用CT部)を電源線に取り付けるだけで、リアルタイムに電力量を表示でき、ラインや装置を止めることなく計測が可能です。

  2. 小型・薄型にこだわり抜いたコンパクト設計で取り付け場所の自由度向上
    装置やライン近くの分電盤(配電盤)など狭い場所で電力計測する際、設置場所が限られるため、分電盤から線を引き出したり、扉を開放状態のまま計測するなど、安全や美観の観点で問題がありました。
    簡易電力ロガー形ZN-CTはこのような問題に応えるため徹底的な薄型・小型設計にこだわり、業界最薄レベルの厚さ25mmを実現。マグネットで分電盤の扉の裏側に取り付けが可能で、ねじ留めなど固定の必要がありません。また、市販の単四電池を使用でき、電源配線の影響を受けることなくどこでも計測が可能です。
    さらに、1秒間隔で約1週間の連続動作(※)が可能です。
    (※)ニッケル水素電池使用時。計測間隔を広げることで連続動作時間が長くなります。

    業界最薄レベルの厚さ25mm
    業界最薄レベルの厚さ25mm

    分電盤内に磁石で簡単取り付け
    分電盤内に磁石で簡単取り付け

  3. 本体だけで電力量の効率的な記録・分析を実現
    電力量(換算値)は本体のボタンを押すだけで簡単に記録することができます。また、記録した電力量は、それまでに記録した電力量と自動的に比較しランキング表示できるため、各装置やライン毎で電力量の大小比較を現場で簡単に行うことができます。また、一定時間ごとの電力量の比較も可能なため、電力量がピークに達した時間を簡単に確認できます。
    さらに、付属の専用ソフトで、すでに発売の温湿度ロガー(形ZN-THX11-S)の計測データとの一元管理が可能です。電力量と温湿度の変化を並列表示できるため、使用している電力量と、装置周辺温度や湿度の因果関係を把握でき、無駄エネルギー削減に貢献します。

    例えばこんな使い方:どの装置が一番電力消費量が大きいか知りたい!

    専用ソフトで計測データの一元管理が可能
    専用ソフトで計測データの一元管理が可能

主な仕様

<ロガー部>
項目 内容
記録間隔 1s/2s/5s/10s/20s/30s/60s
換算機能 瞬時電力、積算電力量
※電流だけで電力を計算しますので、電圧や力率が変動する場合は誤差が発生します。
ランキング機能 ロギング毎、一定時間毎
記録装置 SDカード SDHC対応 (計測値・換算値の保存、設定値保存・読出し)
外部出力 アラーム出力
電源 ACアダプタ:AC100~240V/50~60Hz
電池:単4電池2本
※ニッケル水素電池、アルカリ電池が使用できます。マンガン電池は使用できません。
電池寿命 約1週間(ニッケル水素単四電池2本、1秒間隔で計測時)
付属品 取扱説明書、スタートアップガイド、ユーティリティディスク
取付磁石※、アラーム出力コネクタ※、ACアダプタ
※出荷状態で本体に取り付けられています。
<センサ(専用CT)部>
  形ZN-CTS11-5A 形ZN-CTS11-50A 形ZN-CTS11-100A 形ZN-CTS11-200A
1次側定格電流 5A 50A 100A 200A
ケーブル長 1.5m

標準価格(税込み)

形ZN-CTX21(ロガー部)+形ZN-CTS11-□(センサ(専用CT)部)セット
39,800円

お客様からのお問合せ先

オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
担当: 山村
TEL: 075-344-7211

報道関係のお問合せ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
広報担当 遠藤佳子
TEL: 03-6718-3581