業界最高の光効率により従来比4倍の高輝度照射を実現する 独自の「ODR光学技術」を搭載し、画像処理照明事業に本格参入 | オムロン
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業界最高の光効率により従来比4倍の高輝度照射を実現する 独自の「ODR(*1)光学技術」を搭載し、画像処理照明事業に本格参入
(*1 Optical Double Reflection)

  • 2011年2月23日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社は、下記の新商品を3月1日から発売し、画像処理専用照明の事業に本格参入します。  <イメージ写真>

FLシリーズは、画像処理装置を用いた品質検査において、現在主流として使われている砲弾型LED照明の4倍の超高輝度を実現し、均一照射・設置自由度、発光タイミング制御も可能な、画像処理に最適な照明です。

背景

昨今、ものづくりの現場では、製造品質の向上や生産自動化などを目的として、画像処理装置の導入が進んでいます。画像処理装置は、画像を用いて検査、計測を行う機器で、一般的には次の3点から構成されています。

  1. 対象物の形状や検査内容にあわせて対象物を明るく照射する照明機器
  2. 検査対象物をより鮮明に撮像するカメラなどのセンシング機器
  3. 撮像した画像を目的に合わせて検査、計測処理するコントロール機器

これまでオムロンでは、高解像度カメラなどの撮像機器、人の目と同じようにフルカラーで画像を処理できるリアルカラーセンシング処理などを搭載した視覚センサを開発することで、近年益々増加する画像処理検査への高速化、高精度化、安定化の要求に応えてきました。そしてこの度、画像処理センサを長年現場に導入してきた経験を基に、画像処理検査に最適な照明機器をシリーズとしてリリース。画像処理装置のトータルソリューションを提供いたします。
現在、画像処理用照明の主流となっているLED照明は、輝度を上げるとLED劣化の原因となる発熱量が増加してしまうため、輝度を上げられない、または輝度をあげるためにサイズを大型化して放熱性を確保しなければならないという問題がありました。そのため、お客様の現場では撮像画像が暗いために検査そのものが安定しないといった課題に加えて、輝度を確保するために大きな照明を用いた結果、装置の照明設置場所の確保と再調整が必要との問題が多くありました。
オムロンが発売するFLシリーズは、独自の光学技術「ODR照明」を搭載しています。これにより、サイズは従来と変わらぬまま、LED照明では実現困難なレベルの超高輝度照射を可能にしています。また、照明との配線距離を25mまで延長可能とした業界最小照明コントローラ(体積比約1/6)を同時リリースし、照明電源の設置自由度を高めたほか、内部にトリガ遅延・発光時間を設定することで発光タイミング制御も可能としました。オムロンは、画像処理に最適な照明シリーズを今後続々リリースしていきます。

主な特長

  1. 超高輝度ODR照明
    表面実装型チップにオムロン独自の光学技術「ODR光学技術(*)」を組み合わせることで業界最高の光効率を実現し、従来の砲弾型LED照明の約4倍の輝度(10万ルクス:日中の太陽光と同じレベルの明るさ)を可能にしています。
    これにより、電子部品や食品などの高速ラインでもシャッタスピードを落とすことなく鮮明な画像を撮像することができ、検査安定性を向上します。また、輝度確保のために大型照明を使用する必要がなくなり、装置の小型化にも貢献します。

    ODR

    (高速ラインでも鮮明な画像を撮像)
    (高速ラインでも鮮明な画像を撮像)

    (サイズ半分でも明るさ2倍を実現)
    (サイズ半分でも明るさ2倍を実現)

    (*) ODR光学技術(特許出願中)
    従来のLED照明は、より多くの電力をLEDに投入することで高輝度を実現していましたが、同時に発熱量が増加するため、LEDの劣化を招いてしまうという問題がありました。また、LEDから横方向に漏れ出す光は検査に使用できず光の利用効率を下げる要因になっていました。そこで、オムロンは光の利用効率に着目し、放熱性・光効率の高い表面実装型チップに独自の光学技術「ODR構造」を加えることで光を無駄なく照射。従来比約4倍の超高輝度照射を実現しています。

    (従来の砲弾型LED照明)
    (従来の砲弾型LED照明)

    (ODR照明)
    (ODR照明)

  2. 均一で広い照射エリア
    安定した画像撮像には輝度だけでなく照射光の均一性も重要な要素です。FLシリーズは従来の照明に比べて均一な光を照射できるエリアを約1.5倍に広げています。視野内の対象物をムラ無く照射することはもちろん、ワークディスタンス(照明と対象物までの距離)に関しても従来比約2倍の照射距離を実現し、離れた位置に照明を取り付けることが可能になります。

    (照射エリア約1.5倍)
    (照射エリア約1.5倍)

    (視野内をムラ無く照射)
    (視野内をムラ無く照射)

    照射ワークディスタンス約2倍
    照射ワークディスタンス約2倍

    対象物との距離が変わっても安定照射
    (対象物との距離が変わっても安定照射

  3. 業界最小照明コントローラ
    手のひらサイズのコンパクトボディーで制御盤やラインの隙間に組込めます。業界最長の照明ケーブル(25m)を使えば、画像処理モニタと一緒に様々な場所に配置して、画面をみながら輝度を調整することができます。

    (直感的なデジタル調光操作が可能なコントローラ)
    (直感的なデジタル調光操作が可能なコントローラ)

お客様からのお問い合わせ先

オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
アプリセンサ事業部  村岸 (担当 川合)
TEL: 075-344-7068

詳細お問合せ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
事業企画部 広報担当 遠藤佳子
TEL: 03-6718-3581