オムロン京都太陽(株)が、平成22年度障害者雇用職場改善好事例で厚生労働大臣賞を受賞 “自らのアイデアや工夫で、障がいのある社員が働きやすい環境づくりを実現” | オムロン
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オムロン京都太陽(株)が、
平成22年度障害者雇用職場改善好事例で
厚生労働大臣賞を受賞
“自らのアイデアや工夫で、障がいのある社員が働きやすい環境づくりを実現”

  • 2010年8月27日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社の特例子会社であるオムロン京都太陽株式会社(京都市南区、代表取締役社長 梶原誠一)は、このたび、平成22年度障害者雇用職場改善好事例募集(主催:独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構、後援:厚生労働省)において、最優秀賞である「厚生労働大臣賞」を受賞しました。

オムロン京都太陽株式会社(以下、オムロン京都太陽)は、当社と社会福祉法人太陽の家が共同出資して1986年に創業を開始した、工場自動化用制御機器の生産工場です。オムロン京都太陽では、重度の障がいのある社員が中心となり、自らのアイデアや工夫を凝らした技術で、様々な製品の組み立てや生産管理、品質管理などを行っています。
このたびの受賞は、上肢などに障がいのある社員の特性に応じた改善活動によって、各生産工程における作業負担を軽減し、作業効率を大幅に向上してきたことが、評価されたものです。

たとえば、製品に品名ラベルを誤差1mm以下で貼り合わせる作業工程では、片手でズレなく正確に作業が行える冶具を製作することで、上肢に障がいのある社員が従事することを可能にしました。
また、生産品目約400種類に対応するため、作業マニュアルの差し替えを1日に何度も必要とする組み立て工程では、すべての作業マニュアルを電子データ化しました。生産品目の変更ごとに、バーコードで必要なマニュアルを瞬時にパソコン画面上に呼び出すことができます。こうした取り組みは、重度の障がいのある社員の負担軽減と作業領域の拡大を実現すると共に、品質の更なる改善に繋がっています。
(各改善活動のイメージ写真を参考資料として添付しています。ご参考ください)

オムロン京都太陽では、創業以来、障がいのある社員の特性に応じて、その能力を活用することで、社員が生きがいをもって働ける環境づくりに取り組んでいます。「必要な機能は、オムロンの生産技術と自らのアイデアや工夫できめ細かく補完する」という考えのもと、作業環境の改善や冶工具・補助機器の導入を進め、知恵を結集して独創的なものづくりの方法を生み出してきました。これまでに製作した冶具・補助機器の数は500以上に上り、現在も日々、新たな改善活動に取り組み続けています。

また毎年、オムロン京都太陽には、世界中の企業や団体から2,000名を超える見学者が訪れています。生産現場を積極的に公開し、長年培ってきた知見やノウハウを伝えることで、重度の障がいのある方々の就労機会の拡大や、働く環境の改善に貢献しています。

オムロン京都太陽は、これからも、オムロングループの企業理念を実践する場であり続けると共に、ものづくりのプロ集団として、常に高い品質レベルを維持し、世界中のお客様に満足いただける製品の提供を続けてまいります。

オムロン京都太陽株式会社について

1972年、「企業は社会の公器である」という理念を唱えたオムロン創業者 立石一真と、職業リハビリテーションに取り組み、障害者の自律を目指した太陽の家創設者 中村裕氏が協力し、福祉工場として世に先駆けて、オムロン太陽株式会社(大分県別府市)を設立しました。オムロン京都太陽は、2人が協力して立ち上げたオムロングループにとっては2番目となる特例子会社です。
太陽の家の就労継続支援A型(旧福祉工場)および授産場が、主に生産を、オムロン京都太陽が、生産管理、生産技術、商品技術、品質管理などを、それぞれ担当しています。

社会福祉法人太陽の家について

1965年に「世に身心障がいはあっても仕事に障がいはあり得ない」という信念のもと、医学博士故中村裕氏によって創立された社会福祉法人です。身心に障がいのある人々の働く場づくりに取り組み、多くの人の社会復帰を支援されています。オムロン太陽の創立以降、当社を含む大手企業8社とそれぞれ共同出資会社を設立し、重度の障がいのある人々の就労機会の創出に取り組まれています。

平成22年度障害者雇用職場改善好事例募集について

障がい者の雇用促進と職域の拡大及び職場定着の促進を図るとともに、障がい者雇用に関する理解向上に資することを目的に、雇用環境等を改善・工夫し、様々な取り組みを行っている事業所の中から、他の事業所のモデルとなる好事例を募集するものです。

*平成22年度は、身性障がいにより上肢に障がいを有する肢体不自由者の雇用促進と職域の拡大及び職場定着の促進に向けた職場改善好事例を募集
(独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構ホームページより抜粋)

オムロン京都太陽では、このたびの応募に際して、以下4つの改善事例を紹介しています。

  1. 作業マニュアルの電子化について
  2. 品名ラベル貼り合わせ冶具の製作について
  3. 防水カバーのパッキン貼り用冶具の製作によるLCIA(簡便自動化)について
  4. 袋詰め作業用冶具の製作によるLCIAについて

※LCIA=Low Cost Intelligent Automation

本表彰制度に関する詳細は、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の募集案内または、厚生労働省からの本件に関する報道発表資料をご参考ください。

≪参考資料≫ 改善事例

  1. 作業マニュアルの電子化

    電子化された作業マニュアル

  2. 品名ラベル貼り合わせ冶具

    品名ラベル貼り合わせ冶具

  3. 防水カバーのパッキン貼り用冶具の製作によるLCIA

    (パッキン貼り用冶具)
    パッキン貼り用冶具

  4. 袋詰め作業の重度化対応

    (袋開き用冶具およびナット出し冶具)
    袋開き用冶具およびナット出し冶具

詳細お問合せ先
オムロン株式会社
コーポレートコミュニケーション部長 笹田 淳
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
TEL: 075-344-7175