世界最薄コンパクト!省電力No.1! AGVから機械まで、フレキシブルに使えるセーフティレーザスキャナを発売 | オムロン
  1. ホーム
  2. ニュースルーム
  3. ニュースリリース - 2010年
  4. 世界最薄コンパクト!省電力No.1! AGVから機械まで、フレキシブルに使えるセーフティレーザスキャナを発売

世界最薄コンパクト!省電力No.1! AGVから機械まで、フレキシブルに使える
セーフティレーザスキャナを発売

  • 2010年4月27日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社は、下記の新商品を5月17日から発売します。

本商品は、レーザ光の反射を利用し、非接触で人体の存在・侵入を検知する国際安全規格適合レーザ光反射式安全センサです。

商品リリースの背景

製造現場では、多様な生産形態に柔軟に対応できるラインづくりが進められ、安全対策も生産性と両立できるフレキシブル性が求められてきています。
生産ラインのフレキシビル性を実現するために、工程間のワーク搬送をコンベアから無人搬送車(AGV)への移行が自動車業界を中心に進められる中、AGVの小型化・低床化に対応し走行範囲を制限することなく作業者のAGV衝突を防止したい、または、機械の稼動エリアの移動や変更に柔軟に対応しながら作業者の安全を確保したい、こういった生産性と安全性を両立するニーズが大きくなってきています。
本商品は、世界最薄コンパクト、業界トップクラスの軽量であるため、多種多様なAGVから機械まで場所を選ばず設置が可能な上に、バッテリーでの電力供給が必要なAGVの低消費電力に対応する省電力No.1を実現。さらに、業界最多の70セットエリア設定が可能なため、複数の機械稼動エリアの設定から、複雑なAGVの走行軌道や速度制御に合わせた設定まで、自由自在に設定可能なフレキシブルなセーフティレーザースキャナです。

【AGV】
【AGV】

【作業者侵入検知:垂直設置】
【作業者侵入検知:垂直設置】

【作業者水平検知:水平設置】
【作業者水平検知:水平設置】

主なアプリケーション

  • AGVや自動倉庫など無人搬送機の作業者衝突防止
  • 自動車組立機・工作機械・金属加工機械・成型機などの開口部からの作業者の侵入検知(垂直設置)
  • 産業用ロボット稼動エリアなどにおける作業者の存在検知(水平設置)

主な特長

  1. 世界最薄コンパクト・省電力No.1
    形OS32Cは、セーフティレーザスキャナとして、世界最薄104.5mm、消費電力も最大5Wと省電力No.1を実現。また1.3kgと業界トップクラスの軽さです。
    AGVの小型化・低床化が進む中、取り付けスペースやバッテリ容量に制限のあるAGV用途における衝突防止に最適です。機械開口部や機械内部での設置においても、取り付け場所の選択や取り付け作業を簡単に行うことができます。
  2. 自由自在の業界最多エリア設定・独自技術で省配線を実現
    形OS32Cは、防護エリア1つと警告エリア2つの3エリアを検出角度270°の範囲で設定することが可能です。防護エリアは作業者が危険エリアに侵入したことを検知し危険源を安全に停止させるために使用し、警告エリアは作業者が危険エリアに接近してきていることを検知するために使用します。形OS32Cは、この3エリアの設定が業界最多の70セット設定可能なため、様々な制御の組合せに柔軟に対応でき、また警告エリアを2つ設定できるため、AGVの段階的な速度制御や、警告音の出力との組合せなどの用途に合わせた使い方ができ、複雑な形のエリア設定もパソコンでのオフラインとリアルタイムで動作確認しながら、両方でカンタンに設定することができます。
    また、独自のアルゴリズムでエリアセットの切り替えに必要な入力線の省配線を実現しました。(パテント申請中)
  3. 一目でわかる動作表示灯
    本体上面に8個の「侵入表示灯LED」を配置しているため、作業者の防護エリアへの侵入状態と侵入方向を一目でモニタすることが可能です。この表示灯により検知状態が誰でもすぐ見て分かるだけでなく、意図しない検知信号が出力された場合の原因解明が簡単になります。(パテント取得済)
    また、前面に状態/診断ディスプレイを設置しているため、監視しているエリア条件や動作状態、故障診断などの情報も一目で確認することができます。
  4. 業界初Ethernet経由でどこからでも“見える”
    セーフティレーザースキャナの現場設置が増えてくると、1台1台の動作状態やエラー状態の把握・トラブルシュート・管理が煩雑になり時間がかかるという課題がありました。形OS32Cは、業界初のEtherNet対応をしているため、多数の形OS32Cを使用する場合でも、現場を回って1台1台の状態確認をすることなく、EtherNet経由でどこからでもどの機器がどんな状態にあるか一元管理することができ、非常停止原因の分析などのトラブルシュート時間を短縮することができるようになりました。
  5. 交換作業も再設定いらずで簡単
    形OS32Cは、レーザー光を投受光している前面のセンサブロックと、ケーブルが配線されている背面のI/Oブロック、前後2つに分離可能です。万が一、運用中にセンサブロックが破損した場合でも、設定内容をI/Oブロックに記憶しているため、パソコンを使っての再設定をすることなく、センサブロックを交換するだけですぐに再稼働が可能です。

セーフティレーザスキャナの原理

セーフティレーザスキャナは、赤外レーザ光を回転式ミラーを利用してセンサ周囲に放射し、人体などの物体に当たって戻ってくるまでの時間によって距離を計測しています。このため、物体の色や素材に影響されにくく安定した物体検知が可能です。さらに、2回以上スキャンして物体の有無を判断するので、埃や外乱光の影響を受けにくい特性を持ちます。

販売目標

3,000台/年

価格

形OS32C  本体:オープン価格(専用ケーブル、取りつけ金具など別売)

主な仕様

形式 形OS32C
適合規格 EN61496-1 (タイプ3 ESPE )、EN61496-3 (タイプ3 AOPDDR )、EN61508 ( SIL2 )、IEC61496-1 (タイプ3 ESPE )、IEC61496-3 (タイプ3 AOPDDR )、IEC61508 ( SIL2 )、ISO13849-1 ( カテゴリ3、PLd)、UL508、UL1998、
CAN/CSA-C22.2 No. 14、CAN/CSA-C22.2 No. 0.8
最小検出物体 不透明体 直径70mm (反射率1.8%以上)
監視エリア エリアセット数:(防護エリア+2つの警告エリア):最大70セット
検出距離 防護エリア: 最大半径3m、 警告エリア: 最大半径10m
検出角度 270°
応答時間 ON→OFF応答時間80ms 以下(2スキャン)、最大680ms(17スキャン)
消費電力 通常動作時:最大5W、通常4W(出力負荷のない状態)
スタンバイモード時:3.75W(出力負荷のない状態)
制御出力(OSSD) PNPトランジスタX2、負荷電流250mA以下
補助出力(非安全) NPN/PNPトランジスタX1、負荷電流100mA以下
警告出力(非安全) NPN/PNPトランジスタX1、負荷電流100mA以下
PCとの通信方式 イーサネット
保護構造 IP 65 (IEC 60529)
質量(本体のみ) 1.3kg
詳細お問合せ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
セーフティ事業部 三角 文彦
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
TEL:075-344-7116