全く新しい計測技術を搭載した内臓脂肪測定装置の治験を開始 | オムロン
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全く新しい計測技術を搭載した
内臓脂肪測定装置の治験を開始

  • 2009年12月24日
  • オムロン ヘルスケア株式会社

オムロンヘルスケア株式会社(本社所在地:京都市、代表取締役社長:山田 義仁)は、2009年11月から医療向けの内臓脂肪測定装置の治験*1 を開始しました。

2008年4月から、メタボリックシンドロームに着目した特定健診および保健指導の義務化がスタートし、診断の基準になる「内臓脂肪」に国民の関心が集まっています。一方、日本肥満学会の肥満症治療ガイドラインでは、内臓脂肪蓄積の確定診断にはX線CT検査が基本手段とされています。ただし、X線CT検査の場合、放射線被ばくを避けられない、高額な装置を必要として費用負担も大きいという課題があり、健診などではそれに代わる検査法として、腹囲計測によるメタボリックシンドロームの検診が実施されているのが現状です。
そこで、当社ではその課題を解決すべく、先端医療開発特区(スーパー特区)*2 に採択されたプロジェクト(研究代表者:京都大学医学部附属病院探索医療センター長 中尾一和教授)に参画し、放射線の影響を受けない、簡便で高性能、その上より安全な内臓脂肪蓄積のスクリーニング機器の共同研究を進めてきました。

その結果、X線CT検査と同様の姿勢でベッド上に仰向けになり、臍周り(腹囲)と手首・足首に電極を付けて、腹部の断面積情報と腹部全体の2種類のインピーダンスを測定することで、皮下脂肪と内臓脂肪を区別して測定する、全く新しい計測技術を搭載した内臓脂肪測定装置の開発が完了しました。測定時間は3~4分と、安全で簡便、正確な内臓脂肪蓄積のスクリーニングを行うことが可能となりました。臨床試験でもX線CT装置を用いた測定値との良好な相関関係が確認されたため、11月から治験を開始しました。

当社は本装置の治験を2010年春には完了し、薬事承認を受けた後、2011年春には医療機関向けに販売を予定〔計画〕しています。

本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。そのため、内容に関して、また将来の結果については、不確実な要素や予見できない事象により、将来の結果が現在の予想と異なる場合があることをご了承ください。

  • *1:医薬品もしくは医療機器の製造販売の承認申請をするために行われる臨床試験のこと
  • *2:最先端の再生医療、医薬品・医療機器等について、重点分野を設定した上で、先端医療研究拠点を中核とした研究機関や企業に属する研究者又は研究グループから成る複合体のプロジェクトを選定し、研究資金の弾力的運用。規制を担当する厚生労働省等との並行協議等を試行的に運用し、これにより先端的な医療の実用化、産業化や国民へのより迅速な提供に向け、研究開発の促進を図ることを目的とするもの
詳細お問い合わせ先
オムロン ヘルスケア株式会社
E-mail:pr_ohq@omron.co.jp
一般の方のお問い合わせ先
オムロン ヘルスケア お客様サービスセンター
フリーダイヤル:0120-30-6606
(受付時間 9:00~19:00[祝日を除く月~金])
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