環境センシングシリーズ第二弾 製造環境の見える化に新しいソリューションを提案する エアサーモセンサを発売 | オムロン
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環境センシングシリーズ第二弾
製造環境の見える化に新しいソリューションを提案する
エアサーモセンサを発売

  • 2009年10月22日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社は、下記の新商品を10月23日から発売します。

  • エアサーモセンサ ZN-TH-Sシリーズ        <イメージ写真>
    形ZN-TH11-S (温湿度計測タイプ)
  • 環境見える化用PCソフト WaveInspireES Ver2.0
    形ZN-SW11-S

半導体やフラットパネルディスプレイの製造現場ではもちろん、携帯電話やデジタルカメラに代表されるように、電子機器の小型化・高機能化が進んでいます。それに伴いパーティクル(異物)や温湿度をはじめとする現場の製造環境を管理することが製品の品質を確保する上でますます重要になってきました。また、今後の成長が期待される太陽電池や二次電池の製造工程においてもパーティクルや温湿度管理は最重要管理事項となりつつあります。

一方、高い製品品質を確保するためには製造現場の空気清浄度も必要な環境条件であり、高い清浄度を要求されるクリーンルームでは大量のFFU(ファンフィルタユニット)や空調設備を導入する必要があります。しかし、これらを稼動するには多くの電力を消費するため、製造現場の省エネ化に取り組む企業にとって大きな阻害要因となっています。

オムロンはこうした製造環境の相反する課題を解決するために、「製造環境の見える化」を実現する「環境センシングシリーズ」を順次発売していくことを決定、その第一弾として今年の4月にエアパーティクルセンサ(微粒子計測タイプ/粗粒子計測タイプ)を同時リリースしました。これはパーティクルを「常時見える化」することで、製品品質の維持向上を実現します。加えてパーティクルの変化を常時監視できるので、必要以上のクリーン度にならないようにFFUや空調機の風量をコントロールすることで、無駄エネルギーの削減に貢献し、発売以降、多様なアプリケーションに採用されご好評いただいています。

今回発売するエアサーモセンサ形ZN-TH11-Sは、環境センシングシリーズの第二弾です。従来のパーティクル(微粒子・粗粒子)の計測に加えて、温度、湿度を高精度に同時計測することが可能になります。
例えば、パーティクルだけでなく "湿度" が製品寿命に大きく影響する二次電池製造工程において、パーティクルと温湿度を同時計測することで最適な製造環境の実現はもちろん、製造環境管理の効率化にも役立ちます。また、自動車などの塗装工程においても、パーティクルの浮遊と温度、湿度は非常に関係が深く、これらを同時に計測して管理、データ化することは、塗装品質の維持向上にむけて非常に有効です。

主な特長

  1. こだわりの温湿度計測を実現
    環境センシングシリーズ第一弾 エアパーティクルセンサと接続することで、温度・湿度・簡易露点を簡単に表示することが可能になります。(エアパーティクルセンサの表示部に表示されます)
    しかも、広範囲の測定レンジ(温度範囲:-25℃~65℃、湿度範囲:0~99%)と、高精度なセンシングによる湿度計測(±2.5%:25℃、0~85%RH)を実現しました。

  2. 多様な活用シーンに対応できる充実の機能
    データ通信は汎用的なRS422規格で、通信プロトコルはオムロンの標準的なシリアル通信プロトコル(Compoway/F)を採用しています。オムロン製通信変換器と接続することでエアサーモセンサをパソコンにUSB接続することも可能なため、エアパーティクルセンサ無しで温度・湿度・簡易露点データを取得することができます。

    また、エアサーモセンサ内部に各計測データに対するアラームレベルを設定することが可能で、アラームレベルを超えた場合にセンサ本体の表示灯を点滅させることができます。したがって、エアサーモセンサ単体で現場の温度・湿度に対する警告表示灯として使用することもできます。

  3. 計測異常の早期発見や傾向分析に活かす、環境見える化ソフト WaveInspireES Ver2.0
    エアサーモセンサを接続したエアパーティクルセンサとPCをLAN接続し、環境見える化用PCソフトWaveInspireES Ver2.0 形ZN-SW11-Sを使用することで、パーティクルデータだけでなく温湿度データを簡単にグラフ化、ロギングできます。
    また、温度・湿度データとパーティクルデータを一画面で表示でき、各データの相関性を簡単に把握することができます。日々の変化をグラフで確認することにより、トレーサビリティや不具合の解析に役立ちます。
    さらに、お客さまの現場レイアウト図をJPEG等の画像ファイルで取り込んでその上にセンサの計測値を表示できるので、製造現場の清浄度と温湿度の分布状態が一目でわかります。これらを分析することにより無駄エネルギーの見える化に貢献できます。

標準価格(税抜)

オープン価格

担当工場

綾部工場

目標販売台数

年間 5,000台

主な仕様

電源電圧※ 19V(形ZN-PD□□-Sから供給)
消費電流 40mA以下
温度 測定範囲 -25~60℃
測定精度 ±0.3℃(25℃にて)
分解能 0.1℃
湿度 測定範囲 0~99%RH
測定精度 ±2.5%RH(25℃、10~85%RHにて)
分解能 0.1%RH
計測周期 10秒
動作表示 本体LEDによる
材質 ABS
取付方法 ネジ取り付け
重量(梱包状態) 約60g(約150g)
付属品 取扱説明書、取付用ネジ(M3) 3本

(※)形ZN-PD□□-Sと接続しない場合12~24VDC 消費電流30mA以下

詳細お問合せ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
ASC推進事業部 クリーン制御部
井上 宏之
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
TEL:075-344-7211