安全運転支援システム大規模社会実験に参画 | オムロン
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安全運転支援システム大規模社会実験に参画

  • 2009年2月17日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:作田 久男、以下オムロン)は、2009年2月に東京臨海副都心で行われる安全運転支援システム(以下DSSS)の大規模社会実験(主催:社団法人新交通管理システム協会)に参加します。オムロンは実験において、画像センシング技術を活用した歩行者センサおよび二輪車センサを提供し、安心・安全な道路交通の実現に貢献していきます。

DSSSは、警察庁が推進するUTMS構想のシステムの1つで、信号情報や路側センサ情報を、光ビーコンをはじめとする無線通信により車載機に提供し、車載機が必要に応じてドライバーに注意喚起することで、ゆとりをもった運転ができる環境を創り出し、交通事故の削減を図るものです。オムロンは路側センサとして画像処理技術を用いたセンサを開発、今回の実験に機材を提供し、実用化に向けた効果検証を実施します。実験の中でオムロンの歩行者センサが用いられるのは歩行者横断見落とし防止支援システム、二輪車センサが用いられるのは左折時巻き込み防止支援システムおよび右折時衝突防止支援システムです。

これまでの道路交通用のセンサは、信号の制御や交通情報の作成を行うための四輪車を対象としたセンサが中心で、二輪車や歩行者を対象としたセンサの開発はあまり進展していませんでした。しかし、実際に発生した交通事故の中で、二輪車や歩行者が関係する事故の割合は高く、これらの事故を防ぐには二輪車や歩行者を検知する必要があります。
オムロンが東京大学生産技術研究所と共同開発した歩行者センサ、二輪車センサには同研究所が開発した「時空間MRF」(MRF=Markov Random Field)というアルゴリズムを採用、任意形状をした移動物体の任意の動きを安定してトラッキングすることができ、また画像上で移動物体同士が重なった場合にもそれぞれを区別して認識できるようになったことで、これまで難しいとされてきた二輪車や歩行者の検知を可能にしました。

オムロンは既に東京臨海副都心地区の海浜公園前交差点に歩行者センサ、青海1丁目交差点に二輪車センサを設置しており、今後自動車メーカーと連携しながら実証実験を進め、その効果を検証する予定です。

オムロンのソーシャルセンシング

オムロンは1960年代以降、自動改札機や券売機をはじめとした鉄道向けシステム、交通管制システムなどの道路交通向けシステムなど、40年以上にわたり社会インフラの生産性、利便性といった社会ニーズにマッチしたシステムづくりを行ってきました。
21世紀に入り、安心・安全や環境といった新たな社会ニーズが台頭する中、オムロンは主にファクトリーオートメーション分野で培ってきたセンサの技術を社会分野に応用、街を行き交う人や車などの動きや変化をいち早くセンシングし、最適な人に情報やサービスを提供することで、安心・安全で快適な街づくり、社会の実現に貢献する「ソーシャルセンシング」の取り組みを開始しました。
現在、保有技術の中で特に画像センシング技術の応用を進めており、人の性別・年代情報を商業施設のマーケティングに活かす、障害物などを検知して駅の安全を確保する、オフィスで不審者の侵入を検知して企業の情報漏えいを未然に防止する、といった様々なソリューションの構築に取り組んでいます。
オムロンは、DSSSへの参画をソーシャルセンシングの一環として取り組み、独自のセンシング技術を通じて、より安心・安全な道路交通の実現に貢献していきます。

報道関係からのお問い合わせ先
オムロン株式会社
ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネスカンパニー
企画室 経営企画部   宮崎 鉄也
〒525-0035 滋賀県草津市西草津2-2-1
TEL:077-565-6785
一般のお客様のお問い合わせ先
オムロン株式会社
ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネスカンパニー
交通ソリューション事業部
東部ソリューション事業統括部   菅原 尚洋
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-4-10
TEL:03-3436-7141