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システムコントロールフェア2007で国内主要コントロールメーカによる共同プロモーションを実施~ファクトリーオートメーション(FA)におけるネットワーク標準化の推進を加速~

  • 2007年11月7日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社、富士電機機器制御株式会社、株式会社日立産機システム、横河電機株式会社の4社は、システムコントロールフェア2007(11月13日~16日:東京ビッグサイト、以下SCF)で、ファクトリーオートメーション(FA)分野の通信ネットワークのグローバル標準化を推進するために、共同展示や各種イベントなどの共同プロモーションを実施します。

具体的な共同展示の内容は、今年2月にODVA(*1)がグローバルで仕様を公開したCompoNet(*2)を今後の「グローバル標準を創る新世代オープンネットワーク」とし、CompNet準拠の各社プログラマブルコントローラ(PLC*3)を各々のブースで展示します。競合関係にあるPLC各社が、こうした取組みを行うことは、製造業における業界標準の通信ネットワークを推進する新しい潮流を作るものです。

また、今後はODVAが提唱するCIP(Common Industrial Protocol*4)を採用したEtherNet/IPやCompoNetなどのネットワークの業界標準化を加速するために、様々なメーカのコントローラや各機器の相互接続性や相互運用を高める取組みも検討していく予定です。

業界標準のネットワークの必要性

現在、生産現場では通信ネットワークやOS、ソフトウエアなど、グローバル・デファクトによるオープン化が加速しています。通信ネットワークは産業用Ethernetの普及、OSはWindowsの進展など、各要素のデファクト化が進行しています。日本企業においては、海外への生産シフトをはじめ、少子化による自動化の加速、外国人労働者の増加など、ネットワークのグローバル標準化の重要性は高まっているものの、欧米企業と比べるとオープン化・標準化では遅れをとっています。

次世代FAに求められる真のオープン化ネットワーク

OS、ソフトウエアなど世の中のオープン化は進展してはいるものの、仕様が完全に公開されているものは少ないのが現状です。真のオープン化は、仕様が完全に公開され、誰もが同じ状態で公正に準拠製品を作れる環境が整った環境下で、最高レベルのQCD(品質、コスト、デリバリー)を満たす機器を自由に選択できるというメリットをユーザに提供します。
これに対して、仕様が完全公開されていないクローズドな通信ネットワーク環境下では、ユーザが最適な機器を選択するうえで様々な制約・制限を受ける他、最先端の技術進化に追従できないというデメリットがあります。
FA業界においては、グローバルの数多くのPLCメーカが標準化に参画し、マルチベンダ環境を構築していることが、真のオープン化を評価する指標になります。
ODVAが提唱するDeviceNetは、国内の全てPLCメーカが参画しており、EtherNet/IP・CompoNetも同様にマルチベンダ環境を構築した真のオープンネットワークとして普及していきます。

今後の展開

今後は、今回の共同プロモーションに賛同した企業以外の国内PLCメーカにもEtherNet/IPとCompoNetの採用を推奨し、CIPネットワークをベンダ数、出荷数で世界ナンバーワンの業界標準ネットワークにしていきます。
また、オープン環境においては、異なる企業間での相互接続性と相互運用性(インターオペラビリティ)を高めることが重要であり、今後は、今回の共同プロモーションに賛同した企業を中心に、ソフトウエアの共通化や相互接続性と相互運用性を高めるための取組みの検討を始める予定です。

1 ODVA
Open Devicenet Vendor Association。ODVAは、1995年4月創設、現在会員数266社を擁し、北米に本部を構え、日本、中国、韓国、ヨーロッパに支部を持ちグローバルに運営し、世界標準といえるフィールドネットワークのDeviceNet、リアルタイム制御を実現する産業用イーサネットのEtherNet/IP、さらに安全ネットワークのDeviceNet Safety、リアルタイム制御のための高精度タイム同期を行うCIP Sync、CIP MotionなどのCIPネットワークの普及を目的としています。ODVAに関する詳細はwww.odva.astem.or.jpをご覧ください。
2 CompoNet
2007年2月にODVAが仕様公開したセンサ、アクチュエータレベルのオープンネットワーク。既存のフィールドネットワークでは実現できなかった超高速応答や多ノード、小点数分散などの課題を解決。EtherNet/IPやDeviceNetと同様のCIPネットワーク技術を採用しており、ネットワーク情報化・シームレス化に容易に対応することが可能です。
CompoNetに関する詳細は、http://securesite.jp/ODVA/componet/をご覧ください。
3 PLC
Programmable Logic Controller。スイッチやセンサ等の入力機器からの信号をもとに、予めプログラムされた条件に従い、出力機器をコントロールする機器。
4 CIP(Common Industrial Protocol)
FAネットワークのグローバルな業界標準プロトコルのひとつで、ODVAが普及・推進しているCIP(Common Industrial Protocol)を意味します。CIPは、オープン(マルチベンダー対応)で異なるCIPネットワーク間の通信が可能なプロトコルです。ネットワークの種類や機器の制限を受けずに、各種のFA機器の制御やプログラミング、データ収集が可能です。
詳細お問合せ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 
企画室 経営企画部  広報担当 原沢 修
〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎 ウエストタワー 14階
TEL: 03-3779-9434