統合開発環境とIEC61131-3言語対応力を強化したFA統合ツールパッケージCX-One Ver.2.1を発売 | オムロン
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統合開発環境とIEC61131-3言語対応力を強化した
FA統合ツールパッケージCX-One Ver.2.1を発売

  • 2007年7月30日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー(以下;IAB、カンパニー社長:立石文雄)は、次の新製品を7月31日より発売します。

  • FA統合ツールパッケージ CX-One Ver.2.1 形 
    CXONE-ALO1C-JV2 (他 合計10形式)

グローバル競争にさらされている製造業では、高い品質の維持と生産能力をもった新しい生産設備をより早く設計し、より早く立ち上げる必要に迫られています。
一方、設備の稼働年数は、製品ライフサイクルの短命化に反して年々増加する傾向にあり長期の安定稼働の実現も重要な命題となっています。
当社では、2004年7月に、このような設計、開発現場の課題解決を図りお客様でのTCO(Total Cost of Ownership)の削減を実現させる仕組みとして『Smartプラットフォーム』を開発。
FA統合ツールパッケージ CX-One として、FAシステムや制御装置の設計、開発、保守に必要なツールソフトウェアを統合的に利用、制御プログラム情報を再利用しやすいし易い仕組みを取り入れたものとして発売しました。
これまでにCX-One ver.1.0、Ver.1.1、Ver.2.0、と製品力を強化してきておりグローバルに様々なアプリケーションにおいてTCO(Total Cost of Ownership)の削減を実現させてきておりご好評を得てまいりました。

今回発売する製品のポイント

7月31日より発売する、FA統合ツールパッケージ CX-One Ver.2.1 CXONE-AL01C-JV2 他10形式は、このバージョンアップ商品として開発され、Ver.2.0より提供を始めたPLC(プログラマブルコントローラ 以下同様)とPT(タッチパネル 以下同様)画面の総合的なデバッグを実現する『統合シミュレーション環境』を強化。PLCの既存機種から最新機種へのプログラム変換のサポートなどに対応したもので次の様な特長を備えています。
尚、CX-One Ver.2.1からWindows®Vista上の動作も保証する製品となっています。

統合シミュレーション機能を強化で作業性が更に向上

CX-One Ver.2.0で登場した『統合シミュレーション機能』は、これまではPLCやPTが準備できないと確認できなかったPLCプログラムやタッチパネル画面の動きの確認(デバッグ作業)を、PC上のCX-Oneだけで実現できるもので、設計者の作業時間の短縮に大きく貢献してきました。
CX-One Ver.2.1ではさらに、シミュレーション実行時のタッチパネル画面のPC画面上の表示位置や表示サイズ、表示順位、などを設定再現が可能で動作確認作業がさらに容易になっています。
また、従来はシミュレーションの実行が困難だったPLCのCPU異常などのシステム側が発生させるシステム異常のシミュレーションも実現。実際に重大な異常が起きた想定下でPLCプログラムとタッチパネル画面の動作確認を行うことが可能となりました。
合わせて、前回好評だった、画面内の専用アイコンの1クリック操作だけで統合シミュレーションに必要な複数のツールが自動連携する1キーシミュレーション機能が、今回CX-Programmerからも実行できるように改良されています。

IEC61131-3言語対応力を強化

CX-One Ver.2.1では、IEC61131-3言語のSFC、ST言語に対応しました。PLCの利用シーンの拡大と共に多様化する開発言語環境への対応が一層容易となります。
CX-Programmer(CX-One)で、SFC(Sequential Function Chart)言語をサポート。行程の流れや実行中の行程が一目でわかりプログラムの可読性が向上。行程単位でプログラムを作成できるため読みやすく、構造化・プログラムの再利用にも有効です。
同時に、ストラクチャードテキスト(ST)言語をタスクプログラムとしてサポートします。数値演算、繰り返し処理、判定処理、文字列処理などのプログラムが従来のラダープログラムに比べて小さくできプログラムの作成時間の短縮と併せて設計品質の向上にも有効です。

既存機種からのプログラム変換対応で設備更新が容易

CX-One Ver.2.1では、CX-Programmer から、既存PLCのC500/C120/CxxPのラダープログラムを読み出し、最新の機種CS1/CJ1/CP1H/CP1Lのプログラムに変換、保存することができプログラム解析、評価、手作業の手間が省け、既存設備の更新時期に入られているお客さまでの、当時のPLCから最新機種への移行を迅速に、正確に行うことができます。

PT(タッチパネル)機能強化に対応したツールを提供

CX-One Ver.2.1では、利用シーンの拡大とともにますます多様化するPT(タッチパネル)への要求に応えてタッチパネル画面作成ソフトCX-DesignerもVer.2.1に強化します。※1
スケーラブルフォントに加え「タイ語」にも対応した42言語対応を実現したPT(タッチパネル)の画面設計が可能で「美しい」「簡単」「多言語」を実現しました。
また、タッチパネルの利用シーンとして拡大している、装置の異常内容や処理方法の告知画面が簡単に作成できる「装置トラブルシュータ」作成機能も強化。多言語対応の装置のトラブルシュータが簡単に完成します。 
※1:CX-Designer Ver2.1は8月末の提供予定です。

韓国語Windows利用環境に本格対応

CX-One Ver.2.1では韓国語Windows環境に本格対応しました。海外テーマでも利用環境を選ばず現地での引継ぎやトレーニングも容易になります。CX-One Ver.2.1では、インストール画面のほか、CX-Programmerではツールメニューやコメント等で韓国語表示が可能になっています。

その他の強化ポイント

複数PLCのルーチングテーブルの設定が容易に

ネットワーク内の複数のPLCの設定時は最初に全てのPLCにつないで通信環境を定義するルーチングテーブルの設定が必要でした。CX-One Ver.2.1ではネットワーク内の一カ所のPLCにつないで同じネットワーク内の全てのPLCのルーチングテーブルの設定・転送が可能です。
また、従来は一端ツールケーブルにつなぎ替えが必要だったEthernetでの接続時でも、そのままネットワーク上の全てのPLCのルーチングテーブルの設定・転送が可能になりました。

DeviceNetの設定時間が短縮できます

DeviceNetでネットワーク情報(スレーブ情報)をPCに転送する際、通信に失敗しても再開時に失敗したところからアップロードを再開すること(レジューム機能)が可能になりました。ネットワーク情報のパソコンへの転送作業時間を大幅に短縮できます。

CX-Thermo Ver.3.2

トレンドビューア画面で設定変更したいパラメータ値をモニタしながら設定値変更ができるようになりました。温度/プロセス制御の調整が一層簡単になります。
また、EJとPLCのラダーレス通信を行うパラメータの選択やメモリ割付が、PLCのメモリアドレスを見ながら表形式で設定できるようになりました。EJ1とPLCのメモリ割付作業が簡単になります。

価格

形CXONE-AL□□C-JV2 他10形式 :  225,000円 ~ 2,400,000円

販売目標

形CXONE-AL□□C-JV2/-AL□□D-JV2  初年度 20,000本/年

生産工場

オムロン草津工場

CX-One Ver.2.1動作画面例

  1. 統合シミュレーション実行中の画面例

    統合シミュレーション実行中の画面例
    シミュレーション中にタッチパネル画面の表示位置、前面への固定・サイズを指定できます。

  2. SFC言語のプログラミング中の画面例

    SFC言語のプログラミング中の画面例

  3. タッチパネル画面でのスケーラブルフォント利用例

    タッチパネル画面でのスケーラブルフォント利用例

詳細お問い合わせ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
PLC事業部 事業企画部 部長 竹内 勝 (担当:光信義隆)
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
TEL:075-344-7084