ISO15693準拠のHF帯(13.56MHz)アルミインレットの出荷を開始 | オムロン
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ISO15693準拠のHF帯(13.56MHz)アルミインレットの出荷を開始 ~図書館蔵書管理用向けを初めとするRFID市場の需要に対応~

  • 2006年9月8日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:作田久男)は、国際標準のISO15693 準拠のHF帯(13.56MHz)アルミインレット(V730シリーズ HF帯インレット)を商品開発し、図書館蔵書管理を初めとするグローバルのRFID市場向けに、2006年9月中旬より出荷を開始します。

今回発売する新商品

V730シリーズ HF帯(13.56MHz)インレット
形式 最小出荷単位 2006年度 売上目標 インレット価格
形V730S-D13P01-R5K
5000個/ロール
2000万枚
オープン価格

(仕様詳細は表1、図1をご参照ください)

これまでのICタグ市場は、HF帯(13.56MHz)のRFIDシステムが主流を占めており、市場に出回っているICタグは、アンテナの材質としてアルミニウムや銅が使用されています。 両者の価格は、一般的に、銅をアンテナの材質としたインレットの方が、アルミニウムより割高であると言われています。
オムロンは、V720シリーズ HF帯の銅インレットとして5種類の汎用品を品揃えしてきました。銅は、距離特性、インレット形状から電気抵抗が小さく、エッチングでの寸法誤差が小さい特性があり、アンテナの材質に適していて、安定的な品質を持つインレットを提供できることにあります。

現在、UHF帯インレットの低価格化と共に、アンテナの材質にアルミニウムを採用した低価格なHF帯アルミインレットへの期待感が高まってきました。そこで、オムロンは、HF帯アルミインレットを商品開発するにあたり、通信距離性能や表2に示す二次加工条件の差異など、従来の銅を材料としたアンテナのインレットと比較試験を実施し、ほぼ同等の性能であることを確認しました。

このHF帯アルミインレットは、国内外の図書館蔵書管理を始め、物流・流通分野、セキュリティ分野などの市場に投入することで、既にHF帯アルミインレットを提供している競合他社に対するコスト競争力を強化し、HF帯(13.56MHz)のRFID事業拡大を目指します。

この新インレットは年間2億5千万枚の生産能力をもつ生産ラインで生産します。環境負荷が少ない材料を使用している他のHF帯、UHF帯のインレットと同様に、長期的に、大量で、高品質のインレットを安定的に供給していきます。

表1 形V730シリーズ HF帯(13.56MHz)インレットの主な仕様

搭載チップ ICODE SLI
発信周波数 HF帯 13.56MHz 
国際標準規格対応 ISO15693、ISO18000-3
メモリ ユーザメモリ 112bytes
アンテナ外形寸法 46mm×75mm
動作温度 -10℃~70℃(氷結、結露しないこと)
保存温度 -30℃~70℃(氷結、結露しないこと)

図1 HF帯(13.56MHz)インレット V730S-D13P01-R5K

HF帯(13.56MHz)インレット V730S-D13P01-R5K

表2 従来品の銅インレットとの比較表

  アルミインレット 銅インレット
形式 V730S-D13P01-R5K V720S-D13P-R□K
インレット外形寸法 46mm×75mm
インレットピッチ 82.55mm 88.9mm
アンテナ材質 アルミニウム 銅 
搭載チップ ICODE SLI
メモリ 128バイト EE-PROM(ユーザエリア 112バイト)
動作温度 -10℃~70℃(氷結、結露しないこと)
保存温度 -30℃~70℃(氷結、結露しないこと)
詳細お問い合わせ先
オムロン株式会社
事業開発本部 RFID事業開発部
広報・渉外担当 立石 俊三
TEL: (03) 5435-2016

弊社の2009年3月21日付組織変更において、「事業開発本部 RFID事業開発部」は解消(廃止)となりました。本製品は、2009年6月末日までのご注文をもちまして販売終了とさせていただきます。(在庫の状況によっては、これよりも早期に販売終了となる場合もございます。) お問い合わせは、こちら