ハイビジョン映像伝送用の超広帯域(UWB)樹脂アンテナを開発 | オムロン
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"途切れない ちらつかない"UWB UltraMIMO技術に対応ハイビジョン映像伝送用の超広帯域(UWB)樹脂アンテナを開発

  • 2006年9月25日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社は、このたびハイビジョン映像伝送用の超広帯域(UWB)樹脂アンテナを開発し、来春の発売を予定しています。今回開発したアンテナは、UWB(Ultra Wideband)通信(注1)アプリケーションの1つであるデジタルTVとDVDプレーヤなどの機器間のハイビジョン映像を無線通信できるアンテナです。
  なお本技術は、10月3日(火)から7日(土)まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2006」に出展いたします。

開発の背景

ハイビジョン映像の伝送用として、映像の途切れやちらつきなどがないような確実な伝送を実現するために、MIMO(マイモ)技術(注2)を活用したチップセットなどが既に開発されています。当社は、ハイビジョン映像伝送用UWBチップセットベンダーの第一人者であるティーゼロ社(本社:米国カリフォルニア州/CEO:マイケル・グレット氏)のUltraMIMOTM (ウルトラ マイモ)技術(注3)に対応した高性能のアンテナを業界で初めて開発しました。

特長

  1. 途切れない、ちらつかない UWB UltraMIMOTM技術に対応
  2. 超広帯域において利得のフラット性と無指向性を実現
  3. 樹脂だからできるジャストフィット設計のアンテナにより、機器の空間を最大限に活用可能

ティーゼロ社 マーケティング&セールス担当上級副社長ダン・カー氏のコメント

「アンテナはどんなワイヤレス通信においても重要な部品です。オムロンの提供するひときわ優れたアンテナは、難しい映像伝送のアプリケーション向けに最適化されており、家電メーカーの中で最も要求の厳しい分野のニーズにも応えるでしょう。

当社の無線高周波デバイス

当社は、2006年6月1日に無線高周波デバイス「Wi-PlaDs TM(注4)」の第一弾として、UWB通信帯域用の実装型樹脂アンテナ 形WXA-N1SLを発売しています。形状が自由で大量に生産できる樹脂の強みを活かし、様々な機器形状に適応可能なアンテナなど様々な無線高周波デバイス「Wi-PlaDs TM」を今後も市場へ提供していきます。

注1)UWB通信

超広帯域の電波を利用した次世代の近距離高速無線方式のひとつで、WirelessUSBや映像伝送などの用途が期待されています。米国では、2002年の民間利用が認められており、日本でも今年の8月に法制化されました。

注2)MIMO技術

MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術とは、複数のアンテナを組み合わせて空間的に送受信の帯域を広げる技術で、無線通信を高速化することができます。また、複数のアンテナを使用することで送受信が安定し、通信状況を改善できる効果もあります。

注3)UltraMIMOTM技術

UltraMIMOTMは、障害がある環境下でさえ伝送が可能なティーゼロ社のユニークなMIMO方式です。その特性は、通信距離を伸ばし、高い信頼性で伝送を行なうことができます。

注4)Wi-PlaDs TM

「ワイプラズ」当社の無線高周波デバイスの登録商標で、
"Wireless Polymeric advanced Devices"(樹脂製の先進的な無線高周波デバイス)という言葉から生まれました。

仕様

 形式  WXA-S1FL
サイズ (Φ×H) Φ23×39.5 mm
周波数帯域 3.1 ~ 4.9 GHz
V.SWR 3 以下
利得 最大 0 dBi
帯域毎のフラット性 3dB以内 (参考値)
無指向性 2dB以内 (参考値)

* 標記の仕様は、発売時に変更する可能性があります。

詳細お問い合わせ先
エレクトロニクスコンポーネンツビジネスカンパニー
アドバンスド・コンポーネンツ事業部
無線高周波デバイス事業推進プロジェクト
プロジェクトリーダ : 藤本 卓也 (担当 : 辻本 正治)
〒525-0035 滋賀県草津市西草津2-2-1
Tel:077-565-6199
E-MAIL:info_wiplads@omron.co.jp
Web :https://www.omron.co.jp/ecb/products/whfd/index.html