制御機器システムのグローバル中核拠点が中国上海で開業 | オムロン
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制御機器システムのグローバル中核拠点が中国上海で開業~国際競争力のあるものづくり強化を加速~

  • 2006年6月6日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:作田久男)は、中国・上海市に制御機器システムの設計・生産におけるグローバル中核拠点である「オムロン(上海)有限公司(以下:OMS)」の竣工式典を、本日6月6日、現地上海にて開催いたします。
<イメージ写真(外観)>

竣工式典概要

日時

6月6日(火)現地時間 16:00~17:00 (日本時間 17:00~18:00)

場所

オムロン(上海)有限公司

出席者

代表取締役社長
作田 久男

執行役員副社長
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長
立石 文雄

執行役員
オムロン(上海)有限公司社長
小林 雪生

オムロン(中国)有限公司社長
山下 利夫

本日、竣工式典を行うOMSは、1993年に設立した上海欧姆龍自動化系統有限公司(略称:OMP)、1994年に設立した欧姆龍(上海)有限公司(略称:OMC)、2003年に設立した欧姆龍(上海)控制系統科技有限公司(略称:OMH)の3社を2005年7月に法人統合して設立した会社です。
当社インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー(以下:IAB)では、過去から中国市場に根付いた事業展開を行い、中国における工業の自動化に貢献してきました。
OMSは、中国の製造業の発展、中国社会の発展に貢献するとともに、中国上海から世界各地の製造業の皆様に高い品質と高い信頼性を備えた制御機器システムを提供してまいります。

OMSは「ものづくり」に求められる全ての機能を有したグローバル中核拠点

OMSは、設計・開発、生産、物流、顧客サポートサービスといった「ものづくり」に求められる全ての機能を有したIABの設計・生産におけるグローバル中核拠点であり、中国での事業強化とグローバル市場での競争力強化を狙っています。OMSは、これまでIABが培ってきた生産技術力、生産管理技術力、設計・開発技術力や顧客サポートにおけるノウハウなどを結集することで、グローバル市場への商品供給に求められる高度なQCDS(品質、コスト、デリバリー、サービス)の実現を目指します。具体的には、センサ、プログラマブルコントローラ(以下:PLC)、温度調節器をはじめとする各種コントローラーなど幅広い用途に使われるベーシックな制御機器システムを設計・開発し、生産供給します。

OMSは「国際競争力のあるものづくり強化」を実現するための最重要拠点

現在、IABでは「国際競争力のあるものづくり強化」を実現するために、大規模な開発・生産体制の再編を加速させています。この再編策は、日本においてはコア技術力の強化、中国においては設計・生産拠点であるOMSの強化、の両面からアプローチしています。IABでは、OMSを「国際競争力のあるものづくり強化」を実現するための最重要拠点の一つとして位置付け、07年度までの3年間で合計50億円の投資を行います(日本においても同施策に対して50億円の投資を行い、日中で合計100億円の投資を実行しています)。
IABでは、これらの開発・生産体制の再編により、国際競争力のある「ものづくり」を実現し、07年度の営業利益率を20%に引き上げる計画です。
(*)開発・生産体制の再編の詳細は別頁ご参照

グローバル供給に必要なQCDSを追求したOMSのものづくり

(1)グローバルのお客様にご満足いただける高品質・高信頼性を追求

永年にわたり日本の生産拠点で蓄積してきたコア技術をベースに、工法や設備を共通化した生産ライン(生産プラットフォーム)を構築し、グローバルのお客様にご満足いただける高品質の生産を目指しています。その一例として、当社最新鋭の基板検査装置や高信頼性実装技術を導入し、リアルタイムで実装工程の品質データを収集・分析し、工程改善を行うことで、不良品を撲滅しています。
<イメージ写真(基板実装ライン)>

(2)中国サプライヤとの協業や混流ラインによるコストパフォーマンスを追求

中国現地の部材を活用した開発設計により、コストパフォーマンスの高い商品づくりを行っています。また、機種別の専用ラインによる組立ではなく、工程別混流ラインによる組立を行うことでライン稼動率を向上させています。また、無線LANシステムを導入することで、負荷変動によって生じるラインレイアウトの自由度を確保することで、変種変量生産を実現しています。

(3)グローバルSCM(サプライチェーンマネジメント)による受注翌日出荷の体制を構築

OMSで生産した商品は、IABが事業展開している世界5極(中国、日本、欧州、北米、アジア)の在庫センタに供給されます。OMSが自らの役割として世界5極の在庫センタの在庫水準を適正にコントロールし、受注翌日に世界5極にある在庫センタからお客様への出荷を可能にする当社独自のSCM(サプライチェーンマネジメント)を構築しています。

(4)カスタマーサポート体制の構築によるお客様への一元的なサービスを提供

OMSには、カスタマーサポート体制を一層強化するため、生産機能に加え、「コールセンタ」「SEセンタ」「メカトロサービスセンタ」「トレーニングセンタ」「リペアセンタ」「ソリューションプラザ上海」の6つの機能を有しています。これらにより、お客様のご購入前からご購入後にいたるまでの全プロセスに対して、一元的にサービスを提供することで、お客様の利便性を高めています。
制御機器業界では中国最大規模のショールーム機能を持つ「ソリューションプラザ上海」では、最新の商品を約60点の動作モデルにより展示しています。また、様々な角度からお客様のものづくりにおけるアイデアを具現化するため、当社営業員、技術員と一緒にお客様が創造力を喚起できるスペースとして、ソリューションラボを設置するなど、随所にお客様との協創を推進するための工夫を取り入れています。
<イメージ写真(ソリューションプラザ上海)>
<イメージ写真(カスタマーサポートセンタ)>

OMSの人員、出荷額

07年度におけるOMSの人員は2,200名、出荷額は、約360億円を計画しています。

現在IABが進めている開発・生産再編の概要は下記のとおりです。

日本における開発・生産再編

日本においては、PLCの開発・生産拠点である三島事業所(静岡県三島市)と小型電子機器の開発・生産拠点であるオムロン岡山株式会社(*)の開発・生産機能を草津事業所(滋賀県草津市)に集約します。現在、開発機能の集約は完了し、07年度までに生産機能の集約が完了する予定です。これにより、日本においてはコンカレント開発の強化、および生産コア技術の追求によるコア技術力の強化を行うとともに、OMSへの生産シフトを加速させることで、IABトータルでの国際競争力の向上を図っています。
(*)オムロン岡山株式会社は05年12月1日付で、オムロン株式会社に吸収合併。

中国における開発・生産再編

中国においては、上海エリアに生産開発子会社を3社(*)保有していましたが、05年7月に法人統合し、新会社としてOMSを発足させました。OMSは、これらの会社が保有していた生産技術、生産管理技術、設計・開発技術の強化、顧客サポート力の強化を図っています。

(*)
・欧姆龍(上海)有限公司(略称:OMC)・・センサの開発・生産
・上海欧姆龍自動化系統有限公司(略称:OMP)・・PLCの開発・生産
・欧姆龍(上海)控制系統科技有限公司(略称:OMH)・・温度調節器等の開発・生産

OMSの概要

社名 中国社名:欧姆龍(上海)有限公司
日本社名:オムロン(上海)有限公司
英文社名:OMRON(SHANGHAI)CO., LTD.
所在地 中国上海市浦東新区金橋出口加工区金吉路789
代表者 董事長(常勤) 小林 雪生
設立日
2005年7月15日
*継続法人 1994年8月
*OMSは、旧3社を法人統合して発足。
開業開始 2005年7月15日
資本金 69.5百万USドル
出資 オムロン(中国)有限公司 100%出資
オムロン(中国)有限公司は当社の100%出資会社
事業内容 ・新型計器部品と材料、新型電子部品、制御システムの研究、開発、生産、及び上述同類商品の卸売、コミッション代理(競売を除く)、輸出入及びその他関連付帯業務。
・システム集成サービス、自社製品及びオムロングループ製品に関係する技術コンサルティング、メンテナンスサービスとアフターサービスの提供。
従業員数 06年度 1,800名 07年度 2,200名
生産高 06年度 約200億円 07年度 約360億円
詳細お問い合わせ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
企画室 経営企画部 広報担当 原沢 修
〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 14F
TEL : 03-3779-9434