OMRON

笑顔

喜ぶ、泣く、笑う、怒る。私たちは、感情に左右されながら生きています。
その感情の中でも「笑顔」には驚くべき効果があることをご存知でしょうか?
近年「笑顔」は、さまざまな研究によって効果が解明されています。
肉体的、精神的、そしてコミュニケーションに効果があると言われています。
また、「笑顔」の連鎖という言葉があるように、個人のみならず集団にも波及するようです。
オムロンでは独自の顔認識技術を使い、「笑顔」や「表情」を測ることでさまざまな取り組みをしています。

笑顔の効果とは?

近年の研究の中で、
楽しく健康に過ごすための効果が示されています。

喜び、怒り、悲しみ、楽しい・・・
様々な表情がありますが、
その中でも笑顔は健康でいるための効果があると考えます。

環境行動学と笑顔 笑顔とスポーツ
環境行動学と笑顔
普段の生活と笑顔の関係

情推定技術を使った取り組み

オムロンでは、表情推定の技術を使い、笑顔を数値で表すことができるシステムをつくりました。笑顔を測り、数値化することから、新しい価値が生まれています。
笑顔を測るとは??・・・カメラ映像から顔を検知し、リアルタイムに笑顔度を(0~100%)で自動測定するものです。

普段の生活と笑顔の関係

「環境行動学」と「笑顔」とは?
笑顔の意外な側面

「これからの人口減少期において豊かさを実感できる社会を実現するには、効率性や機能性に加えて、健康で元気に暮らせることができるデザインを計画することが求められている」と語る、高齢者施設を中心とした居住環境の計画理論に関する調査研究とデザインを行う 京都大学 三浦 研 教授。
「日本では安全性やコストを重視するあまり、ベランダが高く作られて、ベッドから景色が見えない施設が多い。それに比べて海外では、ベッドから外の景色が見えることを介護施設の基準にしている国がある。どちらが「人間らしい」生活を目指しているか、明らかだろう。」こうした環境の違いが、人の生活の質にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。三浦教授は、オムロンの笑顔を測定する技術を知り、「笑顔度」という指標を研究に応用しました。

普段の生活と笑顔の関係

「心地よさ」という新しい評価軸がみつかった。

建替えリニューアルした重度の障がい者向け施設において、リニューアル前・後の入居者の方の表情=笑顔度Before/Afterを測定した結果、職員や家族の感覚値でしかわからなかったリニューアルの効果を客観的なエビデンスとして数値化することができました。
「笑顔」をいつも同じ指標で測ることができるシステムを使って数値化したことで、主観的でしかなかった人の「心地よさ」を客観的にみるという新しい評価軸を見つけ出すことに成功しました。

普段の生活と笑顔の関係

顔をハカルコトから分かったこと。

高齢者施設の調査から、「笑顔は人と人がコミュニケーションをとるための“潤滑油”であり、人はコミュニケーションをとるために笑顔になる」ということが改めて見えてきたと言います。
三浦教授はオムロンの技術を使い笑顔を測ったことで、「人は、ひとりでは思い出し笑いをすることはありません。やはり、そこに人がいてその人をイメージできるからこそ笑顔になる。」と語ってくれました。

三浦 研 みうら けん
京都大学大学院 工学研究科 教授 工学博士
1970年広島県生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、日本学術振興会特別研究員、京都大学大学院工学研究科助手、大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授、同教授を経て現職。
国土交通省高齢者・障がい者・子育て支援世帯居住安定化モデル事業選定委員会委員を務める。特養、グループホーム、小規模多機能サービス、認知症に配慮した環境計画など、環境行動理論に基づく高齢者施設や住宅の計画・設計・研究に取り組む。著書に『ケアを実践するしかけ』(共著・岩波書店)ほか

笑顔とスポーツ
普段の生活と笑顔の関係

常生活と笑顔の関係

メンタルトレーニングの第⼀⼈者としてアメリカ留学での経験をいち早く⽇本に紹介した⾼妻教授。これまでに、トップアスリートから⼩学⽣まで幅広くメンタルトレーニングの指導を⾏い、様々な結果に繋げてきました。⾼妻教授は「⽇々笑顔を意識することでコミュニケーションが円滑になったり、⼼⾝が落ち着いたり、普段から物事をプラスに考えることを習慣にすることで、⽇常に驚くほどポジティブな効果をもたらす。」と⾔います。

普段の生活と笑顔の関係

「笑顔になる」ことでパフォーマンスは向上する。

あるテレビ番組の企画で、笑顔と真剣な顔で100 メートルを⾛るとどうなるか?という簡易実験を⾏ったところ、意識的に笑顔で⾛った場合、結果は13⼈中7 ⼈のタイムが平均0.18 秒縮まりました。またピッチングの場合、平均して12 キロも速くなりました。「私がアメリカで出会ったプロ選⼿の多くは、苦しいときほど笑顔になって気持ちを落ち着けていました。そうすれば体の⼒みが抜けて呼吸も安定してくる。真⾯⽬な顔で⼼⾝に緊張を感じているときよりも格段にパフォーマンスが向上するのです」と⾼妻教授は話します。オムロンが協賛する京都マラソンでは、誰でも簡単にできるパフォーマンス向上の方法として「笑顔」を推奨しています。

高妻容一 こうづま よういち
東海大学体育学部 教授 スポーツメンタルトレーニング上級指導士
国際応用スポーツ心理学会、日本スポーツ心理学会など多数の学会に所属し、Sport Psychology Council(世界各国のスポーツ心理学の代表者の組織)委員、メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会代表・事務局で活躍する傍ら、現場での指導者としても多くのチームや団体のメンタル面強化のアドバイザー等を務めている。

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