基礎知識シリーズ> 使用編 第1部 初歩からのスイッチ 第1部初歩からのスイッチ

使用編

微小負荷とはマイコン搭載などの電子機器に入力する信号用パルスを得るため、電流が数mAの回路を開閉するときの負荷をいいます。

1. 微小負荷用スイッチ

微小負荷の場合、酸化や硫化により生じた接点面の皮膜を破壊するエネルギーが得られず、接触不良が問題となる場合があります。皮膜の影響を受けにくい材質であるが金系の接点やクロスバー形状の接点を使用した微小負荷タイプのスイッチのご使用をおすすめします。マイクロスイッチでは、その主要な機種に品揃えしています。

2. 微小負荷の使用

接触不良を起こさないため、スイッチに規定された電流-電圧の使用領域の確認も行ないます。

  • たとえば、

    定格     DC30V 0.1A
    最小適用負荷 DC5V  1mA

    のスイッチでは右の図の、台形の使用領域に入るようにします。

    最小適用負荷はN水準参考値(JIS C5003)としています。
    これは、200万回の動作で接触抵抗が不安定になる偶発故障
    が1回発生することを表します。

微小負荷用スイッチを使い、使用条件がその使用領域にはいることを確認してください。
バウンシングやチャタリングによるノイズやミスパルス防止にCR回路などの吸収回路を設けてください。
開閉時に突入電流が発生する負荷の場合、耐久性の低下を生じる原因となりますので、接点保護回路を挿入してください。