基礎知識シリーズ> 技術編 第1部 初歩からのスイッチ 第1部初歩からのスイッチ

技術編

スナップアクション機構とはスイッチの操作速度や操作力とは無関係で、一定のストローク位置において瞬時に接点が切り替わる機構をいいます。
スナップアクション機構に対して、操作する速度がそのまま接点の移動速度となる機構をスローアクション機構といいます。

1. 原理

下じきをそらせておいて、山になっている部分を押していくと、あるところで反対側にペコッと切り替わる動きと似ています。

2. 特徴

  • 接点の切り替わる速度が速いため、接点間に生ずるアークの継続時間が短くなります。
    そのため接点の消耗が少なくなり、安定した特性が維持できます。
  • 小形サイズのスイッチでも大きな電流を開閉できます。
  • 交流は、電流の流れが交互に変わるため、同じ電圧・電流値で比較すると、直流よりもアークが切れやすくなります。
     したがって、交流のほうが、接点へのダメージが小さいといえます。

スイッチの押ボタンに力を加えると、可動ばねの力で可動接点が固定接点b(NC)から固定接点a(NO)にすばやく切り替わります。
また、押ボタンの力をゆるめていくと可動ばねの力で可動接点は、固定接点a(NO)から固定接点b(NC)にすばやく戻ります。