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形D2F 極超小形基本スイッチ
豊富な端子バリエーションを持つ極超小形基本スイッチ
- 高精度、分割2枚ばね構造により高耐久性を実現。
- フラックスが這い上がらない一体成形端子構造を採用。
- プリント基板用端子は自立端子、アングル端子を用意。
はんだづけ端子も2形状を品揃え。 - 極超小形でありながら高負荷開閉用途にも
対応可能な5Aタイプを用意。
RoHS適合
本ページは製品カタログからの抜粋した情報を記載しています。その他の製品情報はデータシート他各種データをご覧ください。
(◎印の機種は標準在庫機種です。無印(受注生産機種)の納期についてはお取引き商社にお問い合わせください。)
* OFはピン押ボタン形での値
●接触仕様
| 3A | 1A | 0.1A | 5A | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一般形 1.47N | 低荷重動作形 0.74N | 一般形 1.47N | 低荷重動作形 0.74N | 一般形 1.47N | ||||||||
ピン押ボタン形 | プリント基板用端子 (ストレート形) | 形D2F | 形D2F-F | 形D2F-01 | 形D2F-01F | 形D2F-5 | ||||||
プリント基板用自立端子 | 形D2F-T | 形D2F-F-T | 形D2F-01-T | 形D2F-01F-T | − | |||||||
プリント基板用端子 (右アングル形) | 形D2F-A | 形D2F-F-A | 形D2F-01-A | 形D2F-01F-A | ||||||||
プリント基板用端子 (左アングル形) | 形D2F-A1 | 形D2F-F-A1 | 形D2F-01-A1 | 形D2F-01F-A1 | ||||||||
はんだづけ端子 | 形D2F-D3 | 形D2F-F-D3 | 形D2F-01-D3 | 形D2F-01F-D3 | ||||||||
はんだづけ小形端子 | 形D2F-D | 形D2F-F-D | 形D2F-01-D | 形D2F-01F-D | ||||||||
ヒンジ・レバー形 | プリント基板用端子 (ストレート形) | 形D2F-L | 形D2F-FL | 形D2F-01L | 形D2F-01FL | 形D2F-5L | ||||||
プリント基板用自立端子 | 形D2F-L-T | 形D2F-FL-T | 形D2F-01L-T | 形D2F-01FL-T | − | |||||||
プリント基板用端子 (右アングル形) | 形D2F-L-A | 形D2F-FL-A | 形D2F-01L-A | 形D2F-01FL-A | ||||||||
プリント基板用端子 (左アングル形) | 形D2F-L-A1 | 形D2F-FL-A1 | 形D2F-01L-A1 | 形D2F-01FL-A1 | ||||||||
はんだづけ端子 | 形D2F-L-D3 | 形D2F-FL-D3 | 形D2F-01L-D3 | 形D2F-01FL-D3 | ||||||||
はんだづけ小形端子 | 形D2F-L-D | 形D2F-FL-D | 形D2F-01L-D | 形D2F-01FL-D | ||||||||
ヒンジ・ローラ・レバー形 | プリント基板用端子 (ストレート形) | 形D2F-L2 | 形D2F-FL2 | 形D2F-01L2 | 形D2F-01FL2 | − | ||||||
プリント基板用自立端子 | 形D2F-L2-T | 形D2F-FL2-T | 形D2F-01L2-T | 形D2F-01FL2-T | ||||||||
プリント基板用端子 (右アングル形) | 形D2F-L2-A | 形D2F-FL2-A | 形D2F-01L2-A | 形D2F-01FL2-A | ||||||||
プリント基板用端子 (左アングル形) | 形D2F-L2-A1 | 形D2F-FL2-A1 | 形D2F-01L2-A1 | 形D2F-01FL2-A1 | ||||||||
はんだづけ端子 | 形D2F-L2-D3 | 形D2F-FL2-D3 | 形D2F-01L2-D3 | 形D2F-01FL2-D3 | ||||||||
はんだづけ小形端子 | 形D2F-L2-D | 形D2F-FL2-D | 形D2F-01L2-D | 形D2F-01FL2-D | ||||||||
ヒンジ・アール・レバー形(R1.3) | プリント基板用端子 (ストレート形) | 形D2F-L3 | 形D2F-FL3 | 形D2F-01L3 | 形D2F-01FL3 | 形D2F-5L3 | ||||||
プリント基板用自立端子 | 形D2F-L3-T | 形D2F-FL3-T | 形D2F-01L3-T | 形D2F-01FL3-T | − | |||||||
プリント基板用端子 (右アングル形) | 形D2F-L3-A | 形D2F-FL3-A | 形D2F-01L3-A | 形D2F-01FL3-A | ||||||||
プリント基板用端子 (左アングル形) | 形D2F-L3-A1 | 形D2F-FL3-A1 | 形D2F-01L3-A1 | 形D2F-01FL3-A1 | ||||||||
はんだづけ端子 | 形D2F-L3-D3 | 形D2F-FL3-D3 | 形D2F-01L3-D3 | 形D2F-01FL3-D3 | ||||||||
はんだづけ小形端子 | 形D2F-L3-D | 形D2F-FL3-D | 形D2F-01L3-D | 形D2F-01FL3-D | ||||||||
ヒンジ・アール・レバー形(R2.5) | プリント基板用端子 (ストレート形) | 形D2F-L30 | 形D2F-FL30 | 形D2F-01L30 | 形D2F-01FL30 | − | ||||||
プリント基板用自立端子 | 形D2F-L30-T | 形D2F-FL30-T | 形D2F-01L30-T | 形D2F-01FL30-T | ||||||||
プリント基板用端子 (右アングル形) | 形D2F-L30-A | 形D2F-FL30-A | 形D2F-01L30-A | 形D2F-01FL30-A | ||||||||
プリント基板用端子 (左アングル形) | 形D2F-L30-A1 | 形D2F-FL30-A1 | 形D2F-01L30-A1 | 形D2F-01FL30-A1 | ||||||||
はんだづけ端子 | 形D2F-L30-D3 | 形D2F-FL30-D3 | 形D2F-01L30-D3 | 形D2F-01FL30-D3 | ||||||||
はんだづけ小形端子 | 形D2F-L30-D | 形D2F-FL30-D | 形D2F-01L30-D | 形D2F-01FL30-D |
●接触仕様
・1cタイプ(双投形) |
■定格
上記定格は、以下の条件で試験を行った場合です。
(1)周囲温度:20±2℃ (2)周囲湿度:65±5%RH (3)操作ひん度:30回/min
■性能
注. 上記は初期における値です。
*1. ピン押ボタン形では自由位置と動作限度位置、レバー形の場合は動作限度位置での値です。
接点の閉路または開路は1ms以内です。
*2. 試験条件についてはお問い合わせください。
| 形D2Fシリーズ | 形D2F-01シリーズ | 形D2F-5シリーズ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1.47N (一般形) | 0.74N (低荷重動作形) | 1.47N (一般形) | 0.74N (低荷重動作形) | 1.47N(一般形) | |||||
抵抗負荷 | |||||||||
AC125V | 3A | 1A | − | − | |||||
DC30 | 2A | 0.5A | 0.1A | − | |||||
AC250V | − | − | 5A |
(1)周囲温度:20±2℃ (2)周囲湿度:65±5%RH (3)操作ひん度:30回/min
■性能
| 形D2F-01シリーズ | 形D2Fシリーズ | 形D2F-5シリーズ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
0.74N(低荷重形) | 1.47N(一般形) | 1.47N(一般形) | |||||
許容操作速度 | ピン押ボタン形:1mm〜500mm/s レバー形:5mm〜500mm/s | ||||||
許容操作ひん度 | 機械的 | ピン押ボタン形:200回/min レバー形:100回/min | |||||
電気的 | 30回/min | ||||||
絶縁抵抗 | 100MΩ以上(DC500V絶縁抵抗計にて) | ||||||
接触抵抗(初期値) | 100mΩ以下 | 50mΩ以下 | 30mΩ以下 | ||||
耐電圧 | 同極端子間 | AC600V 50/60Hz 1min | |||||
充電金属部とアース間 | AC1,500V 50/60Hz 1min | ||||||
各端子と非充電金属部間 | AC1,500V 50/60Hz 1min | ||||||
振動*1 | 誤動作 | 周波数10〜55Hz 複振幅1.5mm | |||||
衝撃*1 | 耐久 | 最大1,000m/s2 | |||||
誤動作 | 最大300m/s2 | ||||||
耐久性*2 | 機械的 | 100万回以上(60回/min) | |||||
電気的 | 10万回以上(30回/min) | 3万回以上(30回/min) | 1万回以上(30回/min) | ||||
保護構造 | IEC IP40 | ||||||
使用温度範囲 | −40〜+85℃ 60%RH以下(ただし、氷結、結露しないこと) | ||||||
使用湿度範囲 | 85%RH以下(+5〜+35℃にて) | ||||||
質量 | 約0.5g(ピン押ボタン形の場合) |
*1. ピン押ボタン形では自由位置と動作限度位置、レバー形の場合は動作限度位置での値です。
接点の閉路または開路は1ms以内です。
*2. 試験条件についてはお問い合わせください。
(単位:mm)
イラスト・図面はプリント基板用端子の場合です。自立端子、はんだづけ端子、右アングル端子、左アングル端子は省略しています。□の中には、端子仕様による記号が入ります。
組み合わせ可能な形式については、「■種類」をご覧ください。
●ピン押ボタン形
形D2F-□
形D2F-01□
形D2F-F□
形D2F-01F□
形D2F-5
注1. 上記、外形寸法図中、指定のない部分の寸法公差は±0.4mmです。
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
●ヒンジ・レバー形
形D2F-L□
形D2F-01L□
形D2F-FL□
形D2F-01FL□
形D2F-5L
注1. 上記、外形寸法図中、指定のない部分の寸法公差は±0.4mmです。
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
●ヒンジ・アール・レバー形(R1.3)
形D2F-L3□
形D2F-01L3□
形D2F-FL3□
形D2F-01FL3□
形D2F-5L3
注1. 上記、外形寸法図中、指定のない部分の寸法公差は±0.4mmです。
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
●ヒンジ・アール・レバー形(R2.5)
形D2F-L30□
形D2F-01L30□
形D2F-FL30□
形D2F-01FL30□
注1. 上記、外形寸法図中、指定のない部分の寸法公差は±0.4mmです。
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
●ヒンジ・ローラ・レバー形
形D2F-L2□
形D2F-01L2□
形D2F-FL2□
形D2F-01FL2□
注1. 上記、外形寸法図中、指定のない部分の寸法公差は±0.4mmです。
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
イラスト・図面はプリント基板用端子の場合です。自立端子、はんだづけ端子、右アングル端子、左アングル端子は省略しています。□の中には、端子仕様による記号が入ります。
組み合わせ可能な形式については、「■種類」をご覧ください。
●ピン押ボタン形
形D2F-□
形D2F-01□
形D2F-F□
形D2F-01F□
形D2F-5
| 形D2F-□ 形D2F-01□ 形D2F-5 | 形D2F-F□ 形D2F-01F□ | ||
---|---|---|---|---|
| 1.47N 0.20N | 0.74N 0.05N | ||
| 0.5mm 0.25mm 0.12mm | 0.5mm 0.25mm 0.12mm | ||
| 5.5±0.3mm |
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
●ヒンジ・レバー形
形D2F-L□
形D2F-01L□
形D2F-FL□
形D2F-01FL□
形D2F-5L
| 形D2F-L□ 形D2F-01L□ 形D2F-5L | 形D2F-FL□ 形D2F-01FL□ | ||
---|---|---|---|---|
| 0.78N 0.05N | 0.25N 0.02N | ||
| 0.55mm 0.5mm | 0.55mm 0.5mm | ||
| 10mm 6.8±1.5mm |
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
●ヒンジ・アール・レバー形(R1.3)
形D2F-L3□
形D2F-01L3□
形D2F-FL3□
形D2F-01FL3□
形D2F-5L3
| 形D2F-L3□ 形D2F-01L3□ 形D2F-5L3 | 形D2F-FL3□ 形D2F-01FL3□ | ||
---|---|---|---|---|
| 0.78N 0.05N | 0.39N 0.02N | ||
| 0.5mm 0.45mm | 0.5mm 0.45mm | ||
| 13mm 8.5±1.2mm |
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
●ヒンジ・アール・レバー形(R2.5)
形D2F-L30□
形D2F-01L30□
形D2F-FL30□
形D2F-01FL30□
| 形D2F-L30□ 形D2F-01L30□ | 形D2F-FL30□ 形D2F-01FL30□ | ||
---|---|---|---|---|
| 0.54N 0.04N | 0.3N 0.02N | ||
| 0.5mm 0.5mm | 0.5mm 0.5mm | ||
| 12.6mm 9.5±1.0mm |
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
●ヒンジ・ローラ・レバー形
形D2F-L2□
形D2F-01L2□
形D2F-FL2□
形D2F-01FL2□
| 形D2F-L2□ 形D2F-01L2□ | 形D2F-FL2□ 形D2F-01FL2□ | ||
---|---|---|---|---|
| 0.78N 0.05N | 0.39N 0.02N | ||
| 0.55mm 0.5mm | 0.55mm 0.5mm | ||
| 16.5mm 13±2mm |
注2. 動作特性は、A方向( )に動作した場合です。
安全上の要点
●はんだづけについて
・はんだづけ端子への接続
はんだづけの処理時間は、目安として、こて先温度300℃以下のはんだごてで3秒以内とし、はんだづけの後1分間は外力を与えないようにしてください。過大な温度での作業や長時間の加熱はスイッチの特性劣化の原因となります。
・プリント基板用端子の基板への接続
自動はんだ槽使用の場合、260℃±5℃ 5秒以内での作業をおすすめします。また、はんだ、フラックスの液面が基板を越えないよう管理してください。手はんだの場合、処理時間は、目安として、こて先温度350℃以下のはんだごてで3秒以内とし、はんだづけの後1分間は外力を与えないようにしてください。また、はんだはスイッチのケースより離して供給し、ケース側へはんだおよびフラックスが流れ込まないようにしてください。
使用上の注意
●取りつけについて
・スイッチの取りつけはM2ねじを用い、平座金、バネ座金などを 使用して、堅固に取りつけてください。その際の締めつけトルク は0.08~0.1N・mとしてください。
●微小負荷形での使用について
・微小負荷回路の開閉時に一般負荷用のスイッチを用いると、接触不良を起こす原因となります。右図を参照し、使用領域の範囲でスイッチを使われることをおすすめします。なお、微小負荷タイプを下図のエリア内で使用する場合でも、開閉時に突入電流などが発生する負荷の場合は、接点消耗が激しくなり耐久性の低下を生じる原因となりますので、必要により接点保護回路を挿入してください。最小適用負荷は、N水準参考値としています。これは信頼水準60%(λ60)での故障水準のレベルを表しています。(JIS C5003)λ60=0.5×10-6/回は信頼水準60%で1/2,000,000 回以下の故障が推定されるということを表します。