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形D6T MEMS非接触温度センサ

触れずに測れるMEMS非接触温度センサ

  • 自社設計製造ASIC,MEMSの組み合わせでSNR(*1)世界最高クラス(*2)を 実現
  • 温度値の直接出力によりソフト設計が容易に
  • 素子数(1~1024)と温度範囲(-40~200℃)のバリエーション
    *1. SNR: 信号雑音比(Signal-Noise Ratio)信号(Signal)と雑音(Noise)の比率のこと。 *2. 2021年2月現在当社調べ、D6T-32L-01Aを除く
RoHS適合
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本ページは製品カタログからの抜粋した情報を記載しています。その他の製品情報はデータシート他各種データをご覧ください。

触れずに測れる
わずかな温度変化も見逃さない
オムロンの温度センサ

  • MEMS非接触温度センサ(赤外線センサ) は、対象物からの放射熱エネルギーをサーモパイル素子で受けることで対象物表面の温度を非接触で計測できるセンサです。

    1

    高精度

    世界最高クラスの安定した温度出力
    ※2021年2月現在当社調べ。

    2

    簡単接続

    温度値の直接出力によりソフト設計が容易に

    3

    素子数×温度ラインアップ

    素子数(1~1024)×温度範囲(-40~200℃)のバリエーション

  • D6T MEMS非接触温度センサ
1

高精度

世界最高クラスの安定した温度出力
※2021年2月現在当社調べ。

  • 高精度が求められるアプリケーションで、出力が不安定
  • 安定した温度出力
  • OMRON D6T-1A-01
    OMRON D 6T-1A-01 グラフ 安定した出力
    一般相当品
    一般相当品 グラフ 出力ばらつき
  • 注1.当社評価方法( 25℃黒体炉を30秒間連続測定)による
  • 注2.ただし、製品仕様を保証するものではありません。
-高精度- その理由は?
自社設計製造ASIC、MEMSの組み合わせで
SNR*1世界最高クラス*2を実現
  • 自社製ASIC
  • ×
  • 自社製MEMS
オムロンはASICとMEMSサーモパイル共に自社で設計、製造。
独自のデジタルフィルタ及びプロセス最適化を行うことでASICのノイズを低減し、世界最高クラスのSNRを実現。
  • *1 SNR: 信号雑音比(Signal-Noise Ratio)信号(Signal)と雑音(Noise)の比率のこと。
  • *2 2021年2月現在当社調べ、D6T-32L-01Aを除く
製品構成

オムロン独自のMEMS技術でサーモパイル素子とASICを同一パッケージに実装し、超小型化と高精度を同時に実現

  • シリコン・レンズ:遠赤外線を集光→MEMSサーモパイル:起電力発生→ASIC:高精度アンプ→MCU:温度換算・演算・I2C I/F(検出波長範囲は8~12μm)
  • MEMS サーモパイル 検出原理 ゼーベック効果により、2種類の金属接点間の温度差に応じた熱起電力が発生
2

簡単接続

温度値の直接出力によりソフト設計が容易に

  • OMRON D6T
    温度値出力
    センサ MEMS→(電圧)→A/D変換→(Bit値)→温度変換→(温度値)お客様 MCU
  • 他社CANパッケージ温度センサ
    Bit値出力
    センサ MEMS→(電圧)→A/D変換(Bit値) お客様 MCU
開発サポートツールのご提供

MEMS非接触温度センサは、OMRONセンサ評価ボードと接続が可能です。下記の3種類のプラットフォームに対応しており、非接触温度センサ、評価ボード、ハーネスをプラットフォームに接続することで、簡単に評価することが可能です。

横スクロールでご覧にいただけます。
センサ 接続用ハーネス 評価ボード プラットフォーム サンプルコード
D6T 2JCIE-HARNESS-01 2JCIE-EV01-RP1 Raspberry Pi*1 https://github.com/omron-devhub/d6t-2jcieev01-raspberrypi
2JCIE-EV01-AR1 Arduino*2 https://github.com/omron-devhub/d6t-2jcieev01-arduino
2JCIE-EV01-FT1 ESP32 Feather*3 https://github.com/omron-devhub/d6t-2jcieev01-arduino
  • *1. Raspberry Piは、Raspberry Pi財団の登録商標です。
  • *2. Arduinoは、Arduino LLCおよびArduino SRLの登録商標です。
  • *3. Featherは、Adafruit Industries LLCの登録商標です。
3

素子数×温度ラインアップ

素子数(1~1024)と温度範囲(-40~200℃)のバリエーション

横スクロールでご覧にいただけます。
アプリケーション例
温度測定範囲に応じて、さまざまなアプリケーションにご利用いただけます。
横スクロールでご覧にいただけます。
  • 庫内・室内温度検知遠距離でも
    温度検知が可能
  • 人感検知静止している人でも
    検知可能
  • 発熱者スクリーニングタッチレスでの
    検温自動化に貢献
  • 異常高温モニタリングオーバーヒートによる
    火災防止などに貢献
  • 白物家電
    (冷蔵庫・エアコン)
  • 空調・ライティング
  • 入室管理機器
  • 変圧器・配電盤
-40℃〜 (庫内・室内温度検知)遠距離でも温度検知が可能「白物家電(冷蔵庫・エアコン)」推奨機種1×1、1×8(人感検知)静止している人でも検知可能「空調・ライティング」推奨機種1×8、4×4、32×32(発熱者スクリーニング)タッチレスでの検温自動化に貢献「入室管理機器」推奨機種1×1、1×8、4×4(異常高温モニタリング)オーバーヒートによる火災防止などに貢献「変圧器・配電盤」 推奨機種1×8、4×4、32×32 200℃まで -40℃〜 (庫内・室内温度検知)遠距離でも温度検知が可能「白物家電(冷蔵庫・エアコン)」推奨機種1×1、1×8(人感検知)静止している人でも検知可能「空調・ライティング」推奨機種1×8、4×4、32×32(発熱者スクリーニング)タッチレスでの検温自動化に貢献「入室管理機器」推奨機種1×1、1×8、4×4(異常高温モニタリング)オーバーヒートによる火災防止などに貢献「変圧器・配電盤」 推奨機種1×8、4×4、32×32 200℃まで
焦電センサとの比較

焦電センサとMEMS非接触温度センサは、赤外線のようなわずかな放射熱エネルギーを受けて信号を出力するセンサです。焦電センサは、静止状態の人(モノ)の検知はできないのに対して、MEMS非接触温度センサは静止状態でも人(モノ)の検知が可能です。

焦電センサ
視野内の「放射熱エネルギーの変化」のみを検出して信号を出力。
移動状態の人(モノ)の検知は可能、静止状態の人(モノ)の検知は不可
静止状態の人(モノ)の検知は不可
MEMS非接触温度センサ(サーモパイル)
視野内の「放射熱エネルギーを常時」検出して信号を出力。
静止・移動状態の人(モノ)の検知でも可能
静止・移動状態の人(モノ)の検知でも可能

種類

素子タイプ 形式 外観
1×1 形D6T-1A-01 形D6T-1A-01
形D6T-1A-02
1×8 形D6T-8L-09 形D6T-8L-09/09H
形D6T-8L-09H
4×4 形D6T-44L-06 形D6T-44L-06/06H
形D6T-44L-06H
32×32 形D6T-32L-01A 形D6T-32L-01A

定格

項目 形式 形D6T-1A-01 形D6T-1A-02 形D6T-8L-09 形D6T-8L-09H 形D6T-44L-06 形D6T-44L-06H 形D6T-32L-01A
電源電圧 DC4.5〜5.5V
保存温度範囲 -20〜80°C -40〜80°C -20~80°C -10〜60°C -20〜80°C
使用温度範囲 0〜60°C -40〜80°C 0~60°C 0~50°C -10〜70°C
保存湿度範囲 95%RH以下 95%RH以下 95%RH以下 85%RH以下 95%RH以下
使用湿度範囲 20〜95%RH 20〜95%RH 20〜95%RH 20〜85%RH 20〜95%RH
  • ※ 氷結および結露無きこと

特性

項目 形式 形D6T-1A-01 形D6T-1A-02 形D6T-8L-09 形D6T-8L-09H 形D6T-44L-06 形D6T-44L-06H 形D6T-32L-01A
視野角※1 X方向 58.0° 26.5° 54.5° 44.2° 90°
Y方向 58.0° 26.5° 5.5° 45.7° 90°
対象物温度
出力精度※2
精度1 ±1.5°C以内
測定条件:Vcc=5.0V
①Tx=25°C、Ta=25°C 
②Tx=45°C、Ta=25°C 
③Tx=45°C、Ta=45°C
±3.0°C以内 
測定条件:
Vcc=5.0V
Tx=25°C、
Ta=25°C 
中央16×16画素領域
消費電流 Typ. 3.5mA Typ. 5mA Typ. 19mA

機能

項目 形式 形D6T-1A-01 形D6T-1A-02 形D6T-8L-09 形D6T-8L-09H 形D6T-44L-06 形D6T-44L-06H 形D6T-32L-01A
対象物温度検出範囲※2 5~50°C -40~80°C 5~50°C 5~200°C 5~50°C 5~200°C 0~200°C
参照温度検出範囲※2 5~45°C -40~80°C 5~45°C 5~45°C 5~45°C 5~45°C 0~80°C
出力仕様 対象物温度(Tx)、参照温度(Ta)に応じたデジタル値をシリアル通信ポートに出力
出力形態(対象物温度) Binary Code(検出温度[°C]の10倍) Binary Code(検出温度[°C]の5倍) Binary Code(検出温度[°C]の10倍)
出力形態(センサ内部の参照温度) Binary Code(検出温度[°C]の10倍)
通信形態 I2C対応
温度分解能(NETD)※3 0.02°C
(データ更新周期100msec)
0.06°C
(データ更新周期100msec)
0.03°C
(データ更新周期250msec)
0.06°C
(データ更新周期300msec)
0.33°C※4
(データ更新周期200msec)

対象物温度検出範囲

  • 形D6T-44L-06、形D6T-8L-09、形D6T-1A-01
    対象物温度検出範囲 : 形D6T-44L-06、 形D6T-8L-09、 形D6T-1A-01
  • 形D6T-1A-02
    対象物温度検出範囲 : 形D6T-1A-02
  • 形D6T-44L-06H、形D6T-8L-09H
    対象物温度検出範囲 : 形D6T-44L-06H、形D6T-8L-09H
  • 形D6T-32L-01A
    対象物温度検出範囲 : 形D6T-32L-01A

接続

  • サーマルセンサ構成図
    <形D6T-8L-09/09H>

    サーマルセンサ構成図
  • 端子配置

    端子 名前 機能 備考
    1 GND グランド
    2 VCC 正の電源電圧入力
    3 SDA シリアルデータ入出力
    ライン
    オープンドレイン、SDAを
    プルアップ抵抗に接続してください。
    4 SCL シリアルクロック入力 オープンドレイン、SCLを
    プルアップ抵抗に接続してください。

視野特性

  • ※. 視野角の定義:センサの角度を変化させた場合の最大センサ出力を基準として、その50%以上のセンサ出力が得られる角度範囲を視野角と定義する。

形D6T-44L-06/06H

  • 視野角(X方向)
    視野角(X方向)
  • 視野角(Y方向)
    視野角(Y方向)
  • 各ピクセルの検出エリア
    各ピクセルの検出エリア

形D6T-8L-09/09H

  • 視野角(X方向)
    視野角(X方向)
  • 視野角(Y方向)
    視野角(Y方向)
  • 各ピクセルの検出エリア
    各ピクセルの検出エリア

形D6T-1A-01

  • 視野角(X方向)
    視野角(X方向)
  • 視野角(Y方向)
    視野角(Y方向)
  • 各ピクセルの検出エリア
    各ピクセルの検出エリア

形D6T-1A-02

  • 視野角(X方向)
    視野角(X方向)
  • 視野角(Y方向)
    視野角(Y方向)
  • 各ピクセルの検出エリア
    各ピクセルの検出エリア

形D6T-32L-01A

  • 視野角(X方向)
    視野角(X方向)
  • 視野角(Y方向)
    視野角(Y方向)
  • 各ピクセルの検出エリア
    各ピクセルの検出エリア

外形寸法

(単位 : mm)

  • ※. 絶縁距離の制限から、金属部品の接触は不可とする。
  • ※. 下記、外形寸法図中、指定のない部分の寸法公差は±0.3mmです。

形D6T-44L-06/06H

  • 形D6T-44L-06/06H
  • 保持・固定可能エリア(斜線部)
    Top View
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    Bottom View
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形D6T-8L-09/09H

  • 形D6T-8L-09/09H
  • 保持・固定可能エリア(斜線部)
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形D6T-1A-01 / 形D6T-1A-02

  • 形D6T-1A-01 / 形D6T-1A-02
  • 保持・固定可能エリア(斜線部)
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形D6T-32L-01A

  • 形D6T-32L-01A
  • 保持・固定可能エリア(斜線部)
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形D6T-HARNESS-02(別売)

形D6T-HARNESS-02(別売)

正しくお使いください

使用上の注意

取り付けについて
  • 周囲環境や取り付け位置によっては、センサが前記の特性を発揮できないことがありますので、ご採用に際しては、十分にご理解・ご配慮のうえ、貴社実機にて事前評価されたのち、ご使用ください。
使用環境について
  • レンズに塵埃、油分などが付着しやすい環境ではご使用にならないでください。温度が正しく測定できない場合があります。
  • 下記の環境ではご使用にならないでください。

    • 水のかかるところ、被油のあるところ
    • 屋外
    • 直射日光があたるところ
    • 腐食性ガス(塩素、硫化ガス、アンモニアガスなど)のあるところ
    • 温度変化の激しいところ
    • 氷結、結露の恐れのあるところ
    • 振動、衝撃の影響が大きいところ
ノイズ対策について
  • 本製品は保護回路を搭載しておりませんので、瞬時たりとも絶対最大定格を上回る電気的負荷を与えないでください。回路破損の原因となります。また、絶対最大定格を超えないよう、必要に応じて保護回路を設置ください。
  • 高周波を発生する機器(高周波ウェルダ、高周波ミシンなど)やサージを発生する機器から、できるだけ離して設置してください。
  • ノイズを発生している周辺機器(特に、モータ、トランス、ソレノイド、マグネットコイルなどのインダクタンス成分を持つもの)には、サージアブソーバやノイズフィルタを取り付けてください。
  • 誘導ノイズを防止するために、本体のコネクタの配置は、高電圧、大電流の動力線とは分離して配線してください。シールド線を使用するなどの方法も効果があります。
  • スイッチングレギュレータをご使用の際には、電源のスイッチングノイズで誤動作することがありますのでご確認のうえご使用ください。
取り扱いについて
  • 本製品は精密機器であり、落下させたり過度な衝撃、力を加えたりすると故障や特性変化を起こしますので、落下させたり、必要以上にコネクタ部に力を加えないでください。落下した製品は使用しないでください。
  • 静電気対策をして取り扱ってください。
  • センサの設置は設備の電源を OFFにした状態で行ってください。電源がONの状態で作業を行うと、誤動作などの原因となります。
  • 光軸がずれないようにしっかり固定してください。
  • 取り付けは平面へ行ってください。取り付け面に段差等がある場合、センサが変形し正しい計測ができません。
  • ねじ取り付けは行わないでください。基板のレジスト剥がれの原因になります。固定の際はレジスト剥がれがないように取り付けてください。
  • 取り付け後は必ず動作確認を行ってください。
  • 指定のコネクタ(JST社製 GHR-04)を使用し、外れないように確実に接続してください。また、コネクタ接続端子に直接ハンダ付けすると故障の原因になる場合があります。
  • 端子の極性は誤配線のないようにしてください。故障の原因となります。
  • 分解しないでください。
  • ケーブル ハーネスは本製品以外でご使用にならないでください。