地域社会貢献活動

基本方針

企業市民として社会貢献活動に積極的に取り組む

オムロングループはオムロングループCSR行動ポリシーに社会貢献活動について定め、国や地域のニーズに合った社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。

オムロングループCSR行動ポリシー 社会貢献活動(企業市民活動)

オムロングループは、企業市民として社会貢献活動に積極的に取り組む。社会貢献活動にあたっては、各国・地域の文化、風土または抱える課題と、オムロングループの価値観、資源(資金、人財、製品、設備等)や専門能力(技術・ノウハウ等)に合致したテーマを選び、地域社会や関係組織等(NGO/NPOを含む利害関係団体等)との協働をはじめ、最善の成果が得られる方法をとる。

「直接的」「間接的」という二つの側面で取り組む社会貢献活動

オムロングループCSR行動ポリシーに基づいて「直接的」「間接的」という二つの側面から社会貢献活動に取り組んでいます。

「直接的な社会貢献活動」では、事業活動に直結した取り組みや、企業市民として我々が重きを置く領域に対し寄付・協賛を行っています。

事業活動に直結した取り組みとしては、法定雇用率を上回る障がい者雇用を推進しつつ、制約ある人々が活躍の場と生きがいを得られるための環境整備として、オムロン太陽など特例子会社の運営などを行っています。

一方、「間接的な社会貢献活動」では、社会福祉法人「太陽の家」をはじめとする各種NPO・NGO団体への寄付活動や車いすマラソン・車いす駅伝などの障がい者スポーツ支援などを実施しています。他にも、従業員に各種ボランティア活動への参加を促すための情報発信を進めています。例えば、途上国の子どもたちを支援している公益財団法人プラン・ジャパンへの寄付・文通活動や、世界各地の紛争・被災地で心や身体に傷を負ったこどもたちに手編みセーターを贈る編み手ボランティアなど、さまざまなボランティア活動をイントラネットや各事業所の掲示板で紹介し、参加を奨励しています。

オムロン太陽設立の経緯から、社会福祉法人太陽の家との結びつきが深く、毎年7月には「京都太陽の家」と「オムロン京都太陽」で働く人たちで構成される“むぎの会”と連携し、サマーフェスティバル(納涼大会)を支援しています。太陽の家の関係者のみならず、地域の方々にも参加いただいています。他にも、太陽の家の呼びかけで始まった大分国際車いすマラソンには、九州地区のオムロングループ社員が、毎年多数の運営ボランティアとして活躍しています。

オムロンが所有する女子ハンドボールチームによるハンドボール教室の開催や、車いすランナー選手による地域学校での講演(22回 参加者人数3,071名)など、地域に根差した活動も実施しています。

これらボランティア活動の優先順位は、活動方針・方式・主体の3側面から評価採点し、決定しています。

推進体制

企業市民としての自覚をもち、自主・自律した社会貢献活動を推進

オムロンでは、総務部がオムロングループ全体の社会貢献活動を統括する体制のもと、従業員一人ひとりが企業市民としての自覚をもち、社会が抱える課題の解決に自主的に取り組むことを目指しています。

さらに、従業員の個人参加にとどまらず、活動テーマに応じて「グループ全体で」「複数の事業所で」「事業所単独で」など、多様な規模で社会貢献活動に取り組んでいます。
また、毎年特定の日を定め、従業員が就業時間を用いて社会貢献活動に参画できるようにしています。

これらの社会貢献活動や寄付活動については、日本・米州・欧州・中華圏・アジアパシフィックの各エリアの実施内容を総務部でとりまとめています。そして、イントラネットへの掲載などを通じ、グローバルでの幅広い取り組みを共有することで、従業員が自らの時間を用いて主体的に社会貢献活動に取り組んでいくことを促しています。

推進体制イメージ

分野別地域貢献活動

障がい者支援をはじめ、科学技術、社会福祉、災害支援など多分野に拠出

オムロンは、障がい者など制約のある人々のQOL(生活の質)の向上と、社会参画に関わる事柄に優先的に寄付しています。寄付案件は、その成果を客観的に厳しく評価し、実りある寄付行為となるよう努めています。

2015年度は、自主プログラム(自社が独自に実施する社会貢献事業)のほか、科学技術分野や社会福祉分野、災害支援など多分野に対し、総額6億19百万円を社会貢献支出として拠出しました。

社会貢献活動の分野別支出

グラフ:社会貢献活動の分野別支出

2015年度の分野別地域貢献活動

科学技術分野
  • 「立石科学技術振興財団」第26回助成金贈呈式を開催(研究助成テーマ53件、国際交流助成テーマ8件、国際会議開催助成テーマ61件を選定)
  • 全国の国・公立高等専門学校59校に対し、次代を担う実践的な「ものづくり技術者の育成」の充実を図ることを目的に、電子制御技術の教材および寄付金を贈呈
社会福祉分野
  • 「第35回大分国際車いすマラソン大会」への協賛・ボランティア参加、 「第27回全国車いす駅伝競走大会」への協賛・ボランティア参加、 「KIDSプロジェクト」への協賛・ボランティア参加、「北九州国際車椅子バスケット大会」への協賛
文化芸術分野
  • NHK文化センターと「オムロン文化フォーラム」を共催
  • 「京都コンサートホール」主催のパイプオルガンコンサートへ協賛
国際交流分野
  • 「世界の子どもたちに編み物を贈るプロジェクト」へ参画、手編みセーター57着贈呈
  • 「公益財団法人プラン・ジャパン」の取り組みを支援
    「プラン・スポンサーシップ(途上国の子どもとの文通と文通人数に応じた寄付)」による資金的支援を1996年より継続して実施しています。2015年度は、10名のオムロングループ社員が5名の子どもと文通し、成長を見守りました。また、永きに渡り支援した功績が認められ、公益財団法人プラン・ジャパンより感謝状を受領しました。
地球環境分野
  • 全国事業所における森林保全活動を支援
地域社会貢献分野
  • 「京都オムロン地域協力基金」贈呈式を開催
    (第30回ヒューマン大賞に3名、第26回ヒューマンかざぐるま賞に3団体への顕彰実施)

地域社会との対話

地域社会との積極的な対話を推進

良き企業市民として地域社会との共生を目指すオムロンでは、各地域における法令・ルールを遵守するだけでなく、それぞれの地域社会の慣習や文化を尊重し、地域住民や地域団体との積極的なコミュニケーションを通して相互理解に努めています。

一例として、社会福祉法人大阪ボランティア協会が定期的に主催する「フィランソロピー・CSRリンクアップフォーラム」に参加しています。このフォーラムは、関西圏を中心とした企業の社会貢献・CSR担当者とNGO・NPO、有識者により構成されています。地域社会への貢献を協働で実践していくための交流を目的に、2カ月に1回実施されており、積極的に参加しています。

このほか、京都市内の企業の社会貢献担当者が集まる「京都企業市民連絡会」にも定期的に参加し、京都を地盤とした他企業とともにCSRについての学習や意見交換を行っています。

また、京都府健康社会福祉部が主催する子宮頸がんに関する正しい知識の普及と検診受診率向上を目指す「ステキ女子のからだメンテプロジェクト」にも賛同しています。さらに、ピンクリボン京都の趣旨にも賛同し、協賛を行っています。

今後も、自治体・外部団体・NPOなど様々な団体と協力・情報共有を通じ、企業市民活動の一層の実践と加速に努めていきます。

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerはアドビシステムズ株式会社より無償配布されています。