事業を通じた社会的課題の解決

社会システム事業×鉄道インフラ

駅務システムのパイオニアとして進化

1967年、世界で初めて自動券売機と自動改札機を組み合わせた無人駅システムを開発しました。それから半世紀、鉄道事業者・乗客の皆さま、そして社会のニーズに応えるべく、オムロンの駅務システムは常に進化を遂げています。

2015年、QR乗車券※1とICカード乗車券(全国相互利用可能)の併用が可能な自動改札システムを北九州高速鉄道株式会社(北九州モノレール)様へ納入しました

時代の変化を捉えた対応

これまでオムロンは、挿入した磁気式きっぷを自動改札機の中で高速かつ詰まりなく搬送し、正しく読み取るという高精度のメカトロ技術を強みとしていました。加えて、近年ICカード乗車券の利用が拡大する中、 複雑な機構を必要としない非接触型乗車券対応の自動改札機も開発してきました。一方で、ICカード乗車券を利用されないお客様のため、磁気式きっぷに対応した自動改札機も引き続き必要とされています。

今回納入した自動改札機は、磁気式きっぷの代わりにQR乗車券を読み取るもので、従来の複雑な機構を不要とするシステムです。QR乗車券の導入には、セキュリティ強化のための課題解決が求められましたが、 新たな技術でその解決に挑みました。具体的には、一般に技術公開されているQRコードを使うにあたり、コピーや偽造を防ぐ何重ものセキュリティ対策を講じました。さらに、QR乗車券が使用済みか否かを判別するために、 不正入出場情報を管理できるシステムを構築しました。

地球にやさしい乗車券

磁気式きっぷは磁気面に鉄粉等が含まれることから、リサイクルのためには、それらを分離する必要がありました。一方、QR乗車券は磁気加工がないためリサイクル しやすく地球環境にやさしい乗車券と言えます。

これからも常にソーシャルニーズを捉え、新しい製品・サービスを創造し続けることで、安心・安全で快適に生活できる社会を実現していきます。

  • ※1 二次元コードの一つであるQRコードを印字した乗車券。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

新型自動改札システム

新型自動改札システム