水資源の有効利用

目標

従業員一人当たりの水使用量を削減する

※目標値は2016年度に設定

取り組み姿勢

限りある水資源の有効利用のため、取水量の削減、水資源の再利用に取り組みます。

2015年度総括

2014年度からCDP-Waterを基準に水資源の把握を進めました。海外工場は、工場内に従業員寮があり、2014年度から工場の従業員寮を含むことにしました。

中国の生産人員減と日本のリサイクル量増加により、取水量は海外では21%、日本では5%削減しました。
排水量は海外では31%、日本では8%削減しました。

2015年の企業理念の改定に合わせ、長期ビジョンVG2020の実現に向けた環境ビジョングリーンオムロン2020を再構築しました。これに基づき、水資源の有効活用のための取り組みを進めていきます。

取水量・排水量(日本・海外)

単位(万m3

    2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
日本 取水量 96 89 88 89 84
排水量 89 84 82 77 71
海外 取水量 80 85 86 130 102
排水量 69 83 83 125 86
合計 取水量 176 174 174 220 187
排水量 158 167 165 202 157
人員原単位(万m3/人) 0.0057 0.0056 0.0052 0.0072 0.0062

グラフ:水使用量、排水量

水源別取水量・排水先別排水量

単位(万m3

取水量 上水道 129
井戸 57
雨水 1
合計 187

単位(万m3

排水量 下水道 114
河川、湖沼など 40
廃棄物 2
地面浸透 1
合計 157

マレーシアでの水使用削減の取り組み

マレーシアの生産工場OMRON MALAYSIA SDN. BHD.があるセランゴール州では1人あたりの水消費量は1日あたり200リットルから250リットルに増えています。その一方で降水量不足と消費量の拡大で集水域の水位が下がっていることから近い将来に水不足と水道料金の値上げが予想されています。

OMRON MALAYSIA SDN. BHD.は2012年度から2014年度までこの緩和に取り組み、従来は捨てていた空気冷却塔で使用した水と雨水を、工場内の植物への散水や工場内で水の再利用を進めました。2015年度もこの取り組みを継続しました。

水リスクへの対応

近年、注目を集める水リスクに対し、オムロンとしても対応するために、CDP Waterの評価基準で水のリスクを評価し、リスクの高い拠点を把握しました。

地域は、中国(大連)とインドネシア(ジャカルタ近郊のBekasi)で、現在のところ、行政当局からの取水量削減、排水水質向上といった指導、指示はありませんが、自主的に水資源の保護に取り組んでいます。

PT.OMRON MANUFACTURING OF INDONESIAはインドネシアのBekasi工業団地内に立地しています。Bekasi工業団地は標高が高く、洪水の直接的リスクは少ない地域ですが、周辺地域には常襲的な洪水氾濫地域があり、社会インフラや地域社会は洪水の影響を受けやすい傾向があります。

物流や従業員等が直接被害を受ける恐れがあるため、ISO14001の要求事項に基づき、散水の自動化、排水の再利用、モスク水利用のルール化など施策によって計画的に節水に取り組んでいます。

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