温室効果ガス排出削減

目標

2020年度までにグローバルの売上高CO2生産性※1を2010年度比で30%以上改善する。

※1 売上高CO2生産性(百万円/t-CO2)=売上高(百万円)/グローバルの生産拠点のエネルギー使用によるCO2排出量(t-CO2

取り組み姿勢

オムロン企業理念 Our Mission(社憲)にあるよりよい社会とは、環境においては持続可能な社会を意味していると考えます。持続可能な社会とは、「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の3つが実現されている社会です。「低炭素社会」実現のために、CO2排出量削減に取り組みます。また、グループ全体で、省エネ・省資源を追求したものづくり(名称 Ecoものづくり)を推進します。

2015年度総括

売上高CO2生産性は2011~2015年度の5年間の取り組みで20%改善しました。 Ecoものづくりを推進し、エネルギー使用量の削減に取り組むことで、CO2排出量削減は順調に推移しています。

グローバル生産拠点のCO2排出量

2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
売上高CO2生産性(百万円/t-CO2) 3.37 3.69 3.73 3.78 3.89
生産拠点のCO2排出量(t-CO2) 183,953 176,055 207,426 223,945 214,153
売上高(百万円) 619,461 650,461 772,966 847,252 833,604

グラフ:国内 CO2排出量推移

CO2排出量の算定に用いるCO2排出係数について
電力関係については、日本は「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」で定められた各電力会社の直近の係数を使用しています。海外において米国は環境保護庁の「Eighth edition with year 2009 data (eGRID2012 Version 1.0)」の係数、その他はGHGプロトコル(The Greenhouse Gas Protocol)GHG-emissions-from-purchased-electricity(Version-4 4 Aug-2012)」の各国・地域の係数を使用しています。
燃料関係については、地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)に基づく「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver3.5)」で定められた係数を使用しています。

バリューチェーン全体の環境負荷の削減へ

バリューチェーンを含む事業活動全体の環境負荷を把握するために、2013年度から国際的な算定・開示基準であるGHGプロトコルに基づき、温室効果ガス(GHG)排出量のスコープ1,2,3をそれぞれ算出しています。オムロンでは、「販売した製品の使用」に伴う排出が約8割を占めます。

オムロングループのGHGスコープ1,2,3排出量

グラフ:オムロングループのGHGスコープ1,2,3排出量

全社のGHGスコープ1,2,3排出量の把握状況 暫定版

温室効果ガス(GHG)排出量の第三者検証

信頼性向上を図るためにビューロベリタスジャパン株式会社による第三者検証を受審しました。スコープ1,2,3について適正にデータを集計・算出・開示していると認められ、温室効果ガス排出検証報告書を取得しました。

温室効果ガス排出量検証報告書

国内におけるCO2排出量削減の取り組み

多品種少量生産に最適なエネルギー制御に取り組みました。成形ラインの待機信号を利用して空調制御を行うことで、より高い省エネ性能を実現するための実証実験を行い、1ラインで17千kWhの電力を削減できることを確認しました。

2014年度に評価したシステムと合わせ、生産工場への展開を進めます。

海外におけるCO2排出量削減の取り組み

Ecoものづくりの取り組みとして、マレーシアの生産工場OMRON MALAYSIA SDN. BHD. に弊社製品「環境あんどん 」※2を導入し、運用改善による効果の検証を2015年度も継続しました。

エネルギー、温湿度、差圧、エアー流量情報のモニターに取水量を加え、製造現場と施設部門が一体となった運用改善を進めています。 マレーシアの生産工場と生産する製品が異なる海外工場においても導入を試行し、効果を確認しました。2016年度から生産工場への展開を進めます。

※2 環境あんどんは、製造現場のエネルギー、温湿度、差圧、流量等の情報、生産情報、品質情報を表示し、それらの情報を評価し、改善活動に繋げることで、電力消費量削減と生産性向上・品質改善を共に向上させるコミュニケーションツールです。2012年度省エネ大賞を受賞しています。

再生可能エネルギー使用量

オランダの生産工場で再生可能エネルギー(風力)を購入するとともに、5か所の生産工場にて太陽光発電システムで発電した電力を利用しています。合わせた使用量は1,381,867kWhです。

CO2以外の温室効果ガスの使用状況

オムロンでは、CO2以外の温室効果ガスを、半導体製造、電子部品の洗浄などにグローバルで使用しています。

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