第2回 セグメントセンサ
オムロンの画像センシング技術で、社会に次の安心・安全を
ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネスカンパニー ソーシアルセンシング商品事業推進部 事業企画グループ 谷口 正宏
本当の安心・安全を社会に実現するために。オムロンの技術を届けたい。
安心・安全な社会ニーズに応えオムロンは「ソーシャルセンシング」という事業コンセプトのもと、新たなソリューションビジネスに取り組んでいます。そしてこのソーシャルセンシングビジネスを具体化した製品の一つとして、セグメントセンサを開発しました。
今回は、技術開発に携わってきた技術者がセグメントセンサに託した熱い想いを語ります。
- オムロンのセンシング技術で、社会の情報をもっと「見える化」に
- お客さまの声に耳を傾け、“使いやすさ”という価値を追求する
- お客さまに設置しやすいサイズを追求
- 「新たな技術を製品に」それが私の仕事です
オムロンのセンシング技術で、社会の情報をもっと「見える化」に
ソーシャルセンシングとは、オムロンの強みであるセンシング技術を活かし、社会のさまざまな変化や状況をセンシングすることで、もっと安心で安全な、そして快適に暮らせる社会を実現していこうとする取り組みです。特に人やモノ、車などの状況をセンシングする技術を強みとし、そこから得た最適な情報を、最適な形で人に提供することで利便性の向上を図りながら、社会の安心・安全のニーズに応えていくことを目指しています。
「より安心で便利な社会を実現するために、私たちの技術で何ができるだろうか?」ということを皆で議論してきました。
そんな中、“人に負担をかけずに”最適な人に最適な情報を提供する“ソーシャルセンサ”を開発しようというコンセプトが持ち上がりました。
そして、社会を構成している様々な形のない情報を「見える化」するためのセンサを“ソーシャルセンサ”と名づけ、開発を進めていくことになりました。このようにして、ソーシャルセンシング事業がスタートしました。

お客さまの声に耳を傾け、“使いやすさ”という価値を追求する
ソーシャルセンシング事業の第一弾として製品化されたのが、画像センシング技術を活かしたセグメントセンサです。
セグメントセンサは小売業者様を主なターゲットとした製品です。近年、監視カメラの設置は小売店にとって当たり前のものとなっています。セグメントセンサは、そういったお客さまがすでにお持ちの監視カメラを利用し、導入できる点が大きな特長となっています。
具体的には、監視カメラがキャッチした来客の顔画像をオムロンの画像センシング技術が搭載されたセンサユニットが処理し、来客者の属性を分析するもので、小売店さまが来客調査などに活用いただけます。

この製品を開発するにあたってメンバー全員で大切にしてきたのは、“お客さまにどんな価値をどのように提供するか”ということです。技術者のアイデアは、時にお客さまにとっての価値を見落とし、技術の新規性や性能の向上にばかり目を向けてしまいがちです。せっかくの優れた技術も、社会で実際に活用されなければ仕方ありません。
ですから製品の導入の容易性や拡張性など使い勝手を重視し、たくさんのお客さまの声を聞きながら、どのような仕様・性能にするかを決めていきました。