Sysmacエントリーモデル「NX1P」発売 -小中規模の生産設備の性能向上とスマート化に貢献- | オムロン
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Sysmacエントリーモデル「NX1P」発売 -小中規模の生産設備の性能向上とスマート化に貢献-

  • 2016年9月29日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長CEO: 山田義仁)は、「Sysmacオートメーションプラットフォーム*1」(以下、「Sysmac」)の中核を担うマシンオートメーションコントローラーのラインアップ拡充として、「NX1P」を2016年10月3日よりグローバルで一斉に発売します。

マシンオートメーションコントローラー「NX1P」
マシンオートメーションコントローラー「NX1P」

オムロンは、生産現場における“制御進化”(integrated)、“知能化”(intelligent)、 “人と機械の新たな協調”(interactive)のオートメーションで、モノづくり革新に取り組んでいます。「Sysmac」は、ソフトウェア技術で各種のアプリケーション機能を作り出すことで、生産現場で“制御進化”と“知能化”を実現する、ファクトリーオートメーション機器の最新プラットフォームです。
「NX1P」は、これまでSysmac NJ/NXシリーズを通じて最先端の大規模設備や次世代設備で培った、高度な摺合せ制御のノウハウやデータを活用した生産プロセスの改善ソリューションを、汎用的な小中規模の生産設備にも展開しやすくした、マシンオートメーションコントローラーのエントリーモデルです。

近年、製品の多品種少量生産やグローバルでの最適地生産の流れが加速し、高品質な製品を安定的かつ効率的に生産するニーズが世界中で拡大しています。こうした中、設備メーカー各社では、最先端の生産設備だけでなく、汎用的な小中規模の生産設備に対しても、より高速・高精度な製品の加工や、機器の故障による設備の停止を未然に防止するためのデータ活用システムの追加等、生産設備の性能向上やスマート化が求められています。
「NX1P」は、高速・高精度な製品の加工を実現するモーション制御と現場主導によるIoTを実現するネットワーク環境をワンパッケージで提供し、高度な摺合せ制御のノウハウを小中規模の生産設備に適用することで、生産設備の性能向上やスマート化に貢献します。

主な特長

  1. 高機能なモーション制御の実現
    EtherCATポートを内蔵し、最大8軸のサーボシステムを制御できます。同期制御を実現するモーション制御機能は、最大4軸まで適用でき、設備の高速、高精度化を実現します。
    • 電子カム機能により、間欠動作から、待機時間のない連続動作での設備の高速化や、精度が必要な加工設備での軌跡制御など、生産効率の向上と高品質な生産に貢献します
  2. 現場発のIoTを実現するネットワークを搭載
    EtherCATとIO-Linkによって、設備の各種データを収集し、付加価値の高いモノづくりを実現します。
    • EtherNet/IPで上位のPCや他の設備のコントローラーとデータを互いに共有することが出来、設備間の情報共有を実現します
    • EtherCATで入出力機器、モーション機器、画像処理システム、セーフティコントローラを1つのケーブルで接続でき、各機器の状況をモニタし、設備情報を把握できます
    • 「NX1P」にIO-Linkマスタユニットを装着し、センサのデータをモニタすることで、ダウンタイムを短縮する「異常検知」や、予兆保全を実現する「状態監視」が可能です
  3. 高機能な制御と使いやすさを追求してワンパッケージ化
    • LD命令実行時間3.3nsのクラス最速*2を実現
    • EtherCATマスタ機能を内蔵し、「NX1P」のCPUユニットのみで高速モーション制御とリモートI/O制御が実現できます
    • シーケンス制御とモーション制御を1台のコントローラーに統合。位置制御機能を内蔵して一体化しているため、従来発生していたCPUユニットと位置制御ユニット間の通信時間のロスを削減するのみならず、ユニット間の通信設定の煩雑さを低減します
    • IEC61131-3(およびJIS B 3503)規格に適合した標準命令をはじめ、PLCopen®に準拠したモーション制御用ファンクションブロックなど、変数プログラミングに対応した豊富な命令群で複雑な制御プログラムも効率よく作成可能です。また、NX1Pは上位機種のNX7/NJ5/NJ3/NJ1と共通の命令語を採用。小規模設備から高性能設備まで同じプログラムを共有することができ、プログラムの設計工数を削減できます
    • 本体の端子台にプッシュインPlus端子台を採用。拡張ユニットにもプッシュインPlus端子台のNXシリーズI/Oユニットを採用し、配線時の工数削減を実現します
    • プログラム用保持変数を不揮発性メモリに保存することでメモリバックアップ用のバッテリが不要となり、メンテナンスフリーに対応しました
  • *1 Sysmacオートメーションプラットフォーム
    モノづくり現場におけるオートメーションの構築に必要なさまざまな制御要素を一つにつないで制御し、一つのソフトウェアで管理する、オートメーション機器のプラットフォームです。世界標準のプログラミング言語体系に準拠し、グローバルオープンなネットワークを採用、グローバルで標準化したシステムの構築を可能にしています。また、機械や装置内の制御ネットワークに接続された機器と、生産現場の情報通信ネットワークをシームレスに接続。ネットワークに接続した機器をオートメーションソフトウェア「Sysmac Studio」で一元的に操作し、開発生産性の高いプログラミング環境を実現します。
  • *2 パッケージ形状PLC CP1H(当社従来機種)との比較:30倍。2016年9月現在 当社調べ。

主な仕様

商品名称 マシンオートメーションコントローラー NXシリーズ NX1P2 CPUユニット
製品写真 マシンオートメーションコントローラー NXシリーズ NX1P2 CPUユニット マシンオートメーションコントローラー NXシリーズ NX1P2 CPUユニット
形式 形NX1P2-1140DT
形NX1P2-1140DT1
形NX1P2-1040DT
形NX1P2-1040DT1
形NX1P2-9024DT
形NX1P2-9024DT1
命令実
行時間
LD命令 3.3ns
算術命令
(倍精度実数型)
70ns~
プログラム容量 1.5MB
変数容量 32kB(電断保持)/2MB(電断非保持)
使用実軸最大数 8軸 6軸 4軸
  モーション制御軸 4軸 2軸 0軸
単軸位置制御軸 4軸 4軸 4軸
内蔵入出力の合計点数 40点 40点 24点
  入力点数 24点 24点 14点
出力点数 形NX1P2-1140DT:
16点、NPN トランジスタ
形NX1P2-1140DT1:
16点、PNP トランジスタ
形NX1P2-1040DT:
16点、NPN トランジスタ
形NX1P2-1040DT1:
16点、PNP トランジスタ
形NX1P2-9024DT:
10点、NPN トランジスタ
形NX1P2-9024DT1:
10点、PNP トランジスタ
CPUユニットに装着可能な
NXユニット数
8
EtherCATスレーブ数 16
外部メモリ SDメモリカード
サポートソフトウェア オートメーションソフトウェア Sysmac Studio
標準価格(¥) オープン価格 オープン価格 オープン価格
  • Sysmacは、オムロン株式会社製FA機器製品の日本及びその他の国における商標または登録商標です。
  • EtherCAT®は、ドイツBeckhoff Automation GmbHによりライセンスされた特許取得済み技術であり登録商標です。
  • EtherNet/IP™はODVAの商標です。
  • その他、記載されている会社名と製品名などにつきましては、各社の登録商標または商標です。

オムロン株式会社について

オムロン株式会社は、独自のセンシング&コントロール技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約38,000名の社員を擁し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、 https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。

報道関係からのお問い合わせ先
オムロン株式会社
コーポレートコミュニケーション部
TEL: 075-344-7175
事業に関するお問い合わせ先/一般のお客様からのお問い合わせ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
商品事業本部 コントローラ事業部
TEL: 075-344-7173