メガソーラーの発電エネルギー効率の最大化に貢献する 逆流防止用リレー形MM1X-PVの発売について | オムロン
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メガソーラーの発電エネルギー効率の最大化に貢献する
逆流防止用リレー形MM1X-PVの発売について

  • 2012年12月4日
  • オムロン株式会社

形MM1X-PV 逆流防止用リレー

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:山田義仁)は、メガソーラー等の公共・産業用ソーラー発電設備で発電された電気エネルギーの逆流を防止し、電気エネルギーの利用効率を大幅に改善する逆流防止リレー形MM1X-PVを開発、本年12月より発売を開始します。

形MM1X-PVは、太陽光パネルで生み出された電気エネルギーが逆流してパネルを破壊することを防ぐメカニカルリレーです。メガソーラーに代表される公共・産業用ソーラー発電設備において、複数の太陽光パネルから出力される電気エネルギーを集電し、パワーコンディショナなどへ供給するための「接続箱」(※1)と呼ばれるボックス内に設置して使用します。

通常、接続箱には、夜間など太陽電池が発電していない時に、充電された電気エネルギーがパネルへ逆流しないよう、ダイオードなどを用いた逆流防止機能が搭載されています。しかし、ダイオードには電気エネルギーの大きさに応じて発熱する特性があり、接続箱の放熱対策が必要となるだけでなく、貴重な電気エネルギーを損失し利用効率の低下を招くという課題がありました。
そこで、当社はダイオードの発熱を抑制し、電気エネルギーの損失を最小化すべく、リレーとダイオードを一体化した逆流防止リレー形MM1X-PVを新たに開発しました。
形MM1X-PVは、内蔵するリレー接点の開閉によって、電気エネルギーの流れを制御し、電力の損失と内蔵するダイオードの発熱を大幅に抑制します。(詳細は図1参照)

従来のダイオードから形MM1X-PVに置き換えることで、接続箱の逆流防止機能における電気エネルギーの損失量を約70%(※2)低減します。

公共・産業用ソーラー発電設備では、太陽光パネルで生み出された電気エネルギーが実際に使える状態になるまでに多くの機器や電線を通過しています。当社は、こうした設備に隠れた電気エネルギーの損失箇所を特定し、エネルギー利用効率の最大化に寄与することで、代替エネルギー利用の普及を後押しし、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

なお、2012年12月5日~7日の3日間、幕張メッセ国際展示場で開催される「PVJapan 2012」オムロンブースにおいて、形MM1X-PVを展示します。

図1

太陽光発電システムの概要
逆流防止の機能

【機能説明】
太陽光パネルが発電している時には、リレー接点を閉じ、電気エネルギーを接点側に迂回させることで、内蔵するダイオードを介さずパワーコンディショナ側に流します。一方、太陽光パネルの発電量が一定のレベルまで低下すると、リレー接点を開き、ダイオードによって電気エネルギーの逆流を防ぎます。

  • ※1
    接続箱:複数の太陽光パネルで発電した電気エネルギーを一定量にまとめる回路を搭載したボックス。開閉器、避雷素子、ダイオード、ブレーカーで構成されます。
  • ※2
    約70%:当社実測値
    従来のダイオードでは1回路につき、電流8A時で7.2Wの消費(損失)があったのに対し、形MM1X-PVでの消費(損失)は同2.2Wとなり、1回路あたり5W(70%)の効率改善を実現します。
    また、ダイオードの発熱を抑制したことで、放熱対策として従来から用いられてきたスチール製の接続箱に換え、樹脂製の接続箱を使用でき、大幅な軽量化が可能となります。

お客様からの詳細お問い合わせ先

オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
メカニカルコンポ事業部
担当: 前田
TEL: 075-344-7294

報道関係のお問合せ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
広報担当 中嶋
TEL: 03-6718-3581