menu

OMRON

オムロン電子部品情報サイト

Japan

ページ印刷

文字サイズ

  • 標準

リレー用語解説

ワイブル分布

ワイブル分布関数によって表すことができます。 ワイブル分布というのは、スェーデンのW.Weibullが鋼球の寿命にはじめて適用した分布なのでこの名があります。この分布は一部の最弱箇所の破壊が全体的機能の破壊に結びつく場合をうまく説明できるといわれています。概念的には指数分布の拡張と考えることができます。また実用上からみても「ワイブル確率紙」を使って簡便にデータ解析ができる点などが大きな特長といえます。ここでm<1の場合初期故障期間、m=1の場合、偶発故障期間、m>1の場合摩耗故障期間の分布に似てきます。ここで、ワイブル分布を以下の関数と図で表わすことができます。

(1)ワイブル分布関数
F(t)=1-exp〔-(t-γ)m/to〕
●mの違いによるF(t)のグラフ

(2)故障確率密度関数
f(t)=m(t-γ)m-1/to exp〔-(t-γ)m/to〕
●mの違いによるf(t)のグラフ


(3)瞬間故障率

●mの違いによるλ(t)のグラフ

ここで m:形状パラメータ
to:尺度パラメータ
γ:位置パラメータ

上図とBath-tub曲線を比べてみると、m<1が?にm=1が?に、m>1が?に相当するのがよく理解できます。
ワイブル確率紙は、このワイブル分布関数をもとに作られています。このワイブル確率紙を用いて故障の解析ができます。
ワイブル確率紙は、縦軸にF(t)、横軸にtをとってあります。これを用い、試験結果をプロットして解析を行います。その中で、リレーでは、プロットから導かれる直線の勾配が大きく、かつ右側に寄っているほどよい特性と言えます。
このことは、リレーが集中的に寿命に達すること、および長寿命であることを意味しています。
このような特性は、リレーを設計、および生産するものとしてたえず追求していることです。現実は故障に関する要因が大きく集中的に寿命に達するものを作るのに努力を重ねています。
一方、リレーを使用する側からは、寿命が明確であれば、装置のメンテナンス時期や、耐用寿命の予測がしやすくなります。
詳細な解析方法は「ワイブル確率紙の使い方」日本規格協会発行などの専門書を参考にしてください。
また、ワイブル確率紙は、「日科技連」から発行されていますので、参考にしてください。

関連用語:Bath-tub曲線

リレー用語解説トップに戻る

ページトップへ


Select Your Area
close