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特集(3) 社会:グローバルな社会貢献活動

「企業は社会の公器」という理念に基づいて社会貢献活動をグローバルに展開/「企業は社会の公器である」──この基本理念のもと、オムロンは世界の各地域が抱える課題に目を向け、さまざまな社会貢献活動を展開してきました。そして、創業75周年を迎えた2008年には、全世界の従業員が主体的にエコ活動・ボランティア活動に取り組むグローバル統一イベント「エコボラン」を実施しました。

社会の詳細取組はこちら



企業市民としての社会貢献を従業員一人ひとりの生活場面にまで広げる

1991年に企業市民憲章を制定して以来、オムロンは創業記念日である5月10日を「オムロンデー」と定め、全世界の事業拠点で従業員有志によるボランティア活動に取り組んできました。そして、2008年度には創業75周年記念事業の一環として、全世界のオムロングループ35,000名の従業員たちのエコ活動・ボランティア活動に応じて会社が寄付する社会貢献イベント「エコボラン(Eco-Volun)」を実施しました。

エコボランの発想の原点は、オムロン東京事業所が、従業員の環境保全活動・社会貢献活動を奨励するために2006年に始めた取り組みでした。これは従業員が取り組んだ「地球環境保全に役立つエコ活動」や「地域でのボランティア活動」に対して会社がポイントを与え、年度ごとに貯まったポイントに応じて会社が寄付活動などを行うというもの。東京事業所では、これまで福祉施設への車椅子の寄付やNPOを通じた植樹用苗木の寄付を行ってきました。

エコボランは、この取り組みをオムロンの全世界の拠点へと拡大したものです。その目的は、従業員一人ひとりの個人的な活動をオムロングループとしての社会貢献活動につなげるとともに、全世界のグループ従業員の社会貢献に対するモチベーションを高めていくことにあります。各従業員が会社での環境保全活動やボランティア活動だけでなく、私生活でもそうした活動を通じてオムロンの企業理念である「企業の公器性」を実践していくことを目指しました。

「エコボラン」の仕組み

「エコボラン」の仕組み

エコ活動、ボランティア活動の写真

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従業員のエコ活動・ボランティア活動に応じて各エリアで寄付を実施

「エコボラン」は、2008年5月10日の「オムロンデー」を皮切りに同年9月30日までの約5カ月間にわたって実施されました。

イベントをグローバルに展開するにあたって、全世界の事業所を「日本・韓国」「米州」「欧州」「アジア・パシフィック」「中華圏」の5エリアに区分し、各エリアの従業員が日常的に取り組める「エコ活動」と「ボランティア活動」のメニューリストをエリアごとに作成。さらに、「牛乳パックをリサイクルした:3ポイント」「献血に参加した:20ポイント」といったように、それぞれの活動に相当する「ポイント数」を定めました。

従業員は、自分が取り組んだ活動に応じたポイントをインターネットを使った登録システムに入力し、最終的にエリア単位で全員のポイントを集計します。そして最高1,000万円と定めた寄付金が、各エリアで選定したボランティア団体や環境保護団体などに、到達ポイントに応じて寄付されます。

「イベントガイドブック」と「ポスター」の写真世界各エリアで従業員の積極的な参加を促すための「イベントガイドブック」と「ポスター」


イベントの実施に先だって世界各エリアで従業員の積極的な参加を促すために、世界各地でイベントの説明会を開催しました。さらに、24カ国語で「イベントガイドブック」や「ポスター」、登録システムの「操作マニュアル」を作成して各拠点に配布するなど、次々とPRツールを作成し、イベントの周知を徹底しました。

イベント開始直後は参加率がなかなか増えませんでした。しかし、その後のイベント実行委員会や各拠点での従業員への積極的な呼び掛けの結果、時間とともに参加数も増えていき、最終的に30,280名の従業員がこのイベントに参加。拠点、職場、個人がそれぞれのエコボラン活動を行いました。

エコボランの実施エリアと総ポイント数

エコボランの実施エリアと総ポイント数

活動推進者の声

エコ活動・ボランティア活動を「当たり前のこと」としてできるように

オムロンビジネスアソシエイツ株式会社 拠点業務サービス 小林 明德の写真オムロンビジネス
アソシエイツ株式会社
拠点業務サービス
小林 明德

今回のエコボランでは、日本においては会社・労組が一体になって活動を推進したことで、オムロンの「本気」を従業員全員が感じたのでは、と思います。われわれ広報担当も、笑顔で活動している従業員たちの写真紹介やサイトでの「ハンドルネーム別獲得ポイント順位」の掲示などで“血の通った広報”を心がけました。

職場へはマイボトルを、買い物にはマイバッグを、外食ではマイ箸を使う。そうした行動を、従来のような「ちょっとかっこ悪い・照れくさい」ことではなく、「ちょっとかっこ良い・当たり前の」こととして実行できる従業員が、これからどんどん増殖していく、そんな予感があります。



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