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社会的側面の目標と実績

「重点取り組み課題」を中心に数値目標を設定

「評価」は各領域の取り組みの進捗度を、GDⅢ〔長期経営構想「グランドデザイン2010」の第3ステージ(2008~2010年度)〕の目標達成度、グローバルでの進捗度、外部から頂いた評価、他企業との比較などを総合的に勘案して自己評価しました。
○:想定以上に進捗している △:進捗している ×:今後一層の努力をしていく

CSR課題と基本方針

人権の尊重

職場における人権意識の啓発に努め、一人ひとりの個性や能力を尊重する職場風土づくりを進めることにより、差別のない明るい社会の実現に貢献する。

GDⅢ(2008~2010年度)の重点テーマと目標

  • 全世界の拠点で人権啓発教育を定期的に実施する。
  • 人権に関する社内の問題状況を把握し、改善につなげるための仕組みを構築する。
2008年度の主な実績 評価 2009年度の方針と目標

(1) 従来は日本国内・米州一部のみの取り組みを、欧州・中華圏に拡大することができた。

〔日本〕
  • 全従業員に対して、パワーハラスメント研修を実施した。
  • 2007年度の内部監査の結果をふまえ、2008年度上期に構内業務委託・派遣従業員のマネジメントに関してコンプライアンス上の指導徹底を図った。
  • オムロン武雄(株)・オムロン リレーアンドデバイス(株)においてEICCに準拠したCSRモニタリングを実施し、人権などのCSR調達上の現場把握を行った。あわせて両社の主要取引先についても同様の確認を行った。
〔欧州〕
  • OMRON Automotive Electronics Italy S.R.L.においてEICCに準拠したCSRモニタリングを実施し、人権などCSR調達上の現場把握を行った。
〔中国〕
  • 欧姆龍(上海)有限公司において適切な労働環境が維持されているかに関する評価が実施され、上海浦東政府よりCSR認定企業としての認定を受けた。
  • 欧姆龍(大連)有限公司・欧姆龍電子部件(深圳)有限公司におけるCSRモニタリングの実施と人権教育を予定したが、2009年度に延期した。
  • 2007年度に実施した主要調達先に対するアンケート結果の現地における確認を計画したが2009年度に延期した。
〔アジア・パシフィック(AP)〕
  • P.T. OMRON Manufacturing of IndonesiaにおけるCSRモニタリングの実施と人権教育を予定したが2009年度に延期した。

※ EICC(Electronic Industry Citizenship Coalition):電子・電気業界でサプライチェーンのCSRマネジメントを効率的・効果的に進めるための組織で、行動規範の制定と管理に必要なツールなどを企業やNGOが共同で開発している。

人権研修の受講率

〔日本〕
オムロングループ全体:89%(オムロン(株):88%、関係会社:89%)
〔米州〕
OMRON MANAGEMENT CENTER OF AMERICA, INC.:90%
OMRON Scientific Technologies, Inc.:50%

(1) 国連グローバルコンパクトの10原則を実効に移すためにエリア別方針および実行計画を立案し、実行する。

  • 日本、韓国、米州、欧州における国別に抱える人権課題の棚卸しとテーマ選定、教育カリキュラムを立案し、実施する。
  • 中国政府が進める人権擁護に関する条例(国務院新聞弁公室発布─国家人権行動計画2009-2010など)の情報を収集し、早期に各拠点への周知徹底を図る。
  • 中国におけるCSR認定企業として、欧姆龍自動化(中国)有限公司、欧姆龍電子部件貿易(上海)有限公司、上海欧姆龍控制電器有限公司の3社が認定されることを目指す。
  • APエリアの各拠点における人権擁護に関する実態の把握を外部団体と協力しながら進める。
  • 各極の主要生産関係会社に対してCSRモニタリングを実施し、人権などCSR調達上の現場把握を行うとともに人権教育を実施する。

    〔中国〕
    欧姆龍(大連)有限公司、欧姆龍電子部件(深圳)有限公司、主要調達先
    〔AP〕
    P.T. OMRON Manufacturing of Indonesia

人権研修の受講率

〔日本〕
90%以上
〔韓国〕
管理職85%以上
〔米州〕
USA・カナダ 管理職85%以上
その他地域 関係会社社長100%
〔欧州〕
中欧・北欧・南欧 管理職85%以上
その他地域 関係会社社長100%
〔中華圏〕
中国本土 管理職85%以上、香港・台湾 85%以上
〔AP〕
シンガポール・タイ・オセアニア 管理職85%以上
インドネシア・マレーシア・ベトナム・インド 関係会社社長100%
(2) グループ共通のグローバル人権教育教材については、日本語・英語教材案を概成した。 (2) ISO26000コミッティドラフトを研究、CSR推進に必要な方針・規定・教材の洗い出しを行う。グループ共通のグローバル人権教育教材については、日本語・韓国語・英語版を完成し、中国語・ポルトガル語版の概成を目指す。
(3) グローバルな人権課題への取り組みについて研究するため、国際人権団体との交流を行った(日本国内2団体) (3) ISO26000コミッティドラフトに規定されている企業として取り組むべき人権課題および対応について、国際人権団体などとの交流を通じて研究する。
(4) 欧州において、紛争発生時の人権侵害について当該国などに対する販売自粛を検討し情報収集にあたったが、中立的かつ客観的な情報が十分収集できなかったので、自粛の実行には及ばなかった。 (4) 国際人権団体との交流を通じてグローバルレベルでの人権侵害の状況について中立かつ客観的情報が得られるような態勢を構築する。

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CSR課題と基本方針

多様性の尊重

国籍や性別、また障がいの有無などにかかわることなく、多様な人材に能力、実績に応じた活躍機会を提供する。

GDⅢ(2008~2010年度)の重点テーマと目標

  • 制度、風土の両面から女性の活用促進と活躍の場の拡大に努める。
  • 日本においてノーマライゼーションを推進し、障がい者雇用率の一層の向上を図る。
2008年度の主な実績 評価 2009年度の方針と目標

(1) 日本において国籍、性別、障がいの有無などにかかわりなく多様な人材が活躍する機会を増大させることができた。

  • 女性総合職採用数:オムロン(株) 38名(22%) - 2008年度目標20%を達成
  • 外国人総合職採用数:オムロン(株) 11名(6.4%) - 2008年度目標10名を達成
  • 女性管理職数:19名(1.2%) - オムロン(株) 7名(0.8%)、関係会社 12名(1.7%)
  • 育児休暇制度利用者数:オムロン(株) 女性 53名/男性 0名
  • 育児短時間制度利用者数:オムロン(株) 女性 28名/男性 0名

(1) 引き続き日本において国籍や性別や障がいの有無にかかわりなく多様な人材が活躍する機会の拡大を目指す。

  • 女性総合職採用数:オムロン(株) 16名以上(20%)
  • 外国人総合職採用数:オムロン(株) 5名(6.3%)

※ 日本における多様性向上の進捗を測る指標として、女性総合職採用数(率)と外国人総合職採用数(率)を採用しP・D・C・Aをまわしている。女性管理職数(率)と育児休暇制度・育児短時間制度利用者数は実績のみを報告する。

(2) 特に日本における女性の活躍の機会増大に関し、女性活躍推進プロジェクト「シャイン☆いきいき推進プロジェクト」を発足させた。具体的課題の抽出と打ち手の方向性を確認することができた。

  1. 詳細はこちら
(2) 日本における女性活躍推進プロジェクト「シャイン☆いきいき推進プロジェクト」が提言した具体的施策の立案・実行を目指す。

(3) 特に身体障がい者の雇用に関しては、ノーマライゼーションへの推進などを通して一層の機会の提供を行うことができた。

障がい者雇用率

〔日本〕
特例子会社を含むオムロン(株)での障がい者雇用率:2.8%
〔中国〕
生産6拠点中3 拠点が法定障がい者雇用率を達成した。

(3) 引き続き日本・中国で身体障がい者に雇用機会を提供していく。さらに、身体以外の障がい者雇用も検討する。

障がい者雇用率

〔日本〕
特例子会社を含むオムロン(株)での障がい者雇用率:2.9%
〔中国〕
主要生産4拠点での法定障がい者雇用率を達成・維持を目指す。
(4) 日本以外における多様性の課題についての把握に着手した。 (4) 欧州における多様性の課題を整理し、具体的な対策を検討する。
中華圏、米州、アジア・パシフィックについては引き続き多様性の課題の把握に努める。

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CSR課題と基本方針

障がいなど制約のある人の自律支援

企業市民としての自覚を持ち、制約ある人々のQOL向上への支援を軸に、積極的にコミュニティ発展への貢献に取り組む。

※ QOL(Quality of Life):
ある人がどれだけ人間らしい望み通りの生活を送ることができたかを計るための尺度として働く概念。

GDⅢ(2008~2010年度)の重点テーマと目標

  • 「制約ある人々のQOL向上」に合致する支援活動、プログラムを充実させる。
  • 身体障がい者の在宅就労に向けた「障害者就労エージェントネットワーク」の活動を引き続き推進する。
2008年度の主な実績 評価 2009年度の方針と目標

(1) 全世界の従業員のエコボラン活動を通じ、ボランティア団体・環境保護団体への寄付を行った。

(詳細は特集3参照

(1) 各エリアに応じた運用方法でエコボラン活動を継続する。

(2) 全世界の拠点の情報を収集し、制約のある人々への支援の実態把握を行った。※寄付は主なもののみ抜粋

障がい者団体への寄付・協賛

〔日本〕
県立和歌山盲学校に、「スマイルスキャン」一式寄贈。目の不自由な方の笑顔訓練に貢献した。
  1. 詳細はこちら
〔欧州〕
デンマーク障がい者スポーツ委員会に対し、579USDを寄付した。
〔中国〕
大連市障がい者連合会に車椅子50台と血圧計10個を寄付するとともに、大連国際マラソン・車椅子マラソンへ協賛(連続12年協賛)。広州市の障がい者職業訓練関係施設に対し6,369USDを寄付した。
〔米州〕
知的・発達障がいの方の自立支援を行っているLittle City Foundationに対し、62,500USDを寄付した。

被災者への寄付

〔日本〕
  • 中国四川省地震被災に、中国紅十字社を通じて289,659USD、血圧計300台、体温計200本、血糖計100台を寄付した。
  • ミャンマー・サイクロン被災に対し、(社)日本国際民間協力会を通じて2,897USDを寄付した。
〔AP〕
  • オーストラリアの山火事に対し、赤十字社を通じて1,619USDを寄付した。
  • ミャンマー・サイクロン被災者のためにチャリティウォークを実施し、赤十字社を通じて1,397USDを寄付した。
  • インドネシアの洪水被災に対し、1,062USDを寄付した。

貧困飢餓救済団体への寄付

〔米州〕
  • 不況にともなう失業者など、困窮家庭への食料支援を実施しているミシガン州のGleaners Food Bankに対し、25,000USDを寄付した。
〔AP〕
  • カンボジアの貧しい家庭を支援するためのチャリティウォークを実施し、947USDを寄付した。

識字率向上のための教育支援

〔欧州〕
  • エクアドルの貧困地域における学校建設のため、6,188USDを寄付した。
〔米州〕
  • イリノイ州の貧困地域の小学校へ学用品・防寒具を寄付した。
〔AP〕
  • インドネシアの貧困地域の小学生328名への奨学金の授与と教師20名への財政支援を実施。また、同地域の小学校への給食支援と保健衛生指導(2校)、小中学校(2校)へのコンピュータの寄贈などを行った。

今後とも各エリアごと、エリアの特性に応じた制約ある人々としての対象を明確にし、そのQOL向上への支援の方策を検討する。

※ 支援策については、その活動の性格上数値目標を設定することはなじまないと判断し、今後ともグローバル実績のみを報告する。

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