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内部統制

健全かつ効率的に組織を運営するために

オムロンでは、健全かつ効率的に組織を運営するために、「内部統制システムの整備に関する基本方針」を制定しております。この基本方針をもとに、財務報告の信頼性、法令遵守、業務効率、資産保全という4つの目的すべてを満たすための内部統制システムを、オムロングループ全体を対象に整備し、運用しています。

2006年6月に成立した金融商品取引法によって義務づけられた内部統制報告制度(J-SOX)については、各部門・関係会社が業務プロセスの整備・運用状況の自己点検を行った結果に対し、内部監査部門がモニタリングを行う体制により対応しております。自己点検により、各部門・関係会社における財務報告に係る内部統制への理解がより一層深まり、自律的なコントロールが促進される仕組みとなっています。

健全性と効率性を確保する2種類の監査を実施

健全かつ効率的な組織運営を図るために、オムロンでは2種類の内部監査を実施しています。一つは、財務報告の信頼性、法令遵守、業務効率、資産保全という4つの目的すべてを満たす内部統制が機能していることを保証するための「内部統制監査」で、もう一つは、特定の経営課題に対して、解決方法や改善策を提案する「経営監査」です。いずれの監査においても、監査の結果、改善提言事項があった場合は、改善完了まで支援しています。

また、オムロングループでは日本以外にも4エリア(米州、欧州、アジア・パシフィック、中華圏)に監査室を設置し、専任の監査人を配置することにより、現地商習慣・法制度等を踏まえた内部監査を実施しています。

統合マネジメントシステム(TMS)の認定

SSBカンパニーは2010年の2月15日~19日に審査機関JQAによる外部審査を受審し、ISO規格である品質マネジメントシステム(ISO9001)と情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001)の更新に加え、新たにオムロンでは初めて、JQA独自のIMS運用基準に基づくIMS審査に合格し、3月26日にIMSとしての運用を認定されました。

SSBは、すでにISO9001とISO27001の二つの規格の認証を取得していますが、企業として求められる要件は、環境マネジメントシステムや内部統制など幅広い分野に渡り、品質や情報セキュリティの側面からだけではカバーしきれなくなってきています。
SSBでは、オムロンの企業理念に基づき、「安心・安全・信頼される社会システムを提供すること」をSSBのCSRの実践ととらえていますが、その実行にあたっては、いろいろな要件を意識して「広義の品質」を高めていくことが重要と考えています。そして、顧客満足の視点や社会への責任を果たす中では、ISO9001やISO27001を個別のマネジメントシステムとしてPDCAを回すのではなく、「マネジメントシステムは一つである」との原点に立ち返り、SSBとして相応しいマネジメントシステムを再構築し、マネジメントシステムの運営を通じて業務の「質」の向上にSSB全体で取り組むことが必要であるとの認識に至りました。
2007年度より三年計画でマネジメントシステムを統合・再構築することに取り組み、今回は、それらを統合した初めての審査となりました。統合マネジメントシステムの認定は、経営目標達成のためのマネジメントシステム(方針策定やマネジメントレビュー、リスク管理、内部監査等)が一元的・効果的に構築され運用されているかが問われる審査です。JQAによると、1000人規模の大企業で統合マネジメントシステムの運営を行っている企業は稀で、初回での合格もまた稀とのこと。これは、SSBの持つ総合力と三年間で構築から運用までを実現した取り組みが評価されたものと考えられます。

今後もマネジメントシステムのレベルアップを目指し、業務の精度と効率アップを実現し、更なる業務の「質」の向上に取り組んでいきます。

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