長期ビジョン-Value Generation 2020-

オムロングループは、2020年までの10年間における長期ビジョン「Value Generation 2020 (略称:VG2020)」を2011年度に策定しました。

2017年度からは、「VG2020」策定時点の想定を超えて変化する環境に対応し、また次の10年に備えるため「VG2020」の枠を超えた中期経営計画「VG2.0」がはじまりました。

Value Generation とは

このたび策定した長期ビジョンを「Value Generation」と名づけました。これには、お客様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様への価値創造、つまり、"Value(価値)"を"Generate(生み出すの意)"することによる成長への強い思いを込めています。

VG2020ビジョン

感じる。考える。制御する。人と地球の明日のために。

オムロンが目指すのは、人と地球の「いま」を「明日」に最適化していく企業。 これからもセンシング&コントロール技術で、持続可能な地球と社会の実現の為、 質量兼備の地球価値創造企業を目指します。

VG2020における成長への視点

グローバル市場での競争環境は激しさを増す一方で、ビジネスチャンスも存在しています。我々はこのチャンスをとらえて成長を志向するにあたって、2つの地球視点を設定しました。

Globeの視点

既存事業においてグローバルに成長機会を捉えます。今後は新興国における人口増大と中間層、富裕層の増加による経済成長が見込まれていますが、新興国の消費増大は世界中のものづくり需要を活性化させるため、工場自動化機器や電子部品(以下、インダストリアルオートメーション:IA)の領域においてグローバルで市場は拡大します。消費財を扱うヘルスケア事業をはじめ、IA事業において価値提供に取り組んでいきます。

Earthの視点

地球環境の持続可能性に関するソーシャルニーズを捉えます。具体的には、地球温暖化、資源の枯渇、エネルギー問題など地球規模で拡がりを見せる課題に対応する環境配慮型ビジネスへの取り組み強化など、ニーズの具現化に取り組んでいきます。

VG2020のシナリオ

VG2020では、2011年~2020年の10年間を2つのステージに分け、掲げたゴールの実現を目指します。各ステージは前述の2つの地球視点にちなんで、それぞれ「Globe Stage」、「Earth Stage」と命名しました。

まず、2011年度から2013年度までの3年間を「Globe Stage」とし、グローバルでの収益構造づくりとグローバル市場での成長を図ります。

2014年度から2020年度は「Earth Stage」とし、「Globe Stage」の成果の拡大に加えて、地球に対する「新たな価値創出」へつながる新規事業づくりに取り組みます。長期的な成長を確保することでVG2020のゴールを達成するとともに、2020年のさらにその先の成長をより確かなものにします。

VG2.0の位置付け

VG2020を策定した2011年と2017年では、私たちを取り巻く環境は、国際情勢の変化や、AI/IoT/ロボティクスに代表される技術革新など、当時の想定を超える変化を遂げています。

この変化はオムロンにとって大きなチャンスであり、このチャンスの波を確実に捉えるには、従来とは根本的に異なる別次元の考え方と戦略が必要だと考えました。

そこで2017年度からは、「VG2020」の達成に向けた最終ステージとして、また次期長期ビジョンに向けたスタートとして中期経営計画「VG2.0」がはじまりました。

VG2.0について